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オフィスにグリーンを取り入れるメリット!フェイクグリーンの活用法や具体例

投稿日|2024年1月5日 (更新日:2024年4月2日)

この記事では、植物やフェイクグリーンをオフィスに取り入れるメリットや具体例を解説しています。

はじめに

緑化

 

 近年、オフィスデザインにおける「緑化」の取り組みが見直されています。都会のオフィスビルの中で働く人々に安らぎと活力を与えるために、観葉植物(グリーン)が重要な役割を担っています。観葉植物をオフィス空間に取り入れることで、空気質の向上やストレス軽減、さらには目の疲労回復に効果があると言われています。またそのほかにも、訪問客に対する企業イメージを向上させ、社内コミュニケーションの促進にも寄与するとされています。

 この記事では、オフィスに観葉植物(グリーン)を取り入れた場合のメリットを詳しく解説し、どのような植物がオフィス環境に適しているのか、また、緑化を成功させるためのポイントをご紹介します。

オフィスにグリーンを取り入れるメリット

 オフィス環境におけるグリーンの導入は、単なる美観の向上だけでなく、従業員の心身の健康促進、社内外のコミュニケーションの活性化、さらには企業ブランドイメージの向上にもつながります。こうしたグリーンの利点は、多くの研究によって裏付けられており、持続可能な職場環境を作り出す上で不可欠な要素の1つとなっています。

▶① 空気の快適性を向上

 

 オフィスに植物を取り入れることで、空気中の有害物質の減少が期待できます。植物は光合成をおこなうことで、空気を浄化して新鮮な酸素を排出します。これは特に、閉鎖的な空間で長時間過ごすオフィスワーカーにとって、快適な環境を実現する上で重要です。清潔な空気は、集中力の向上や健康促進にもつながり、仕事の質を高める効果があります。

▶② ストレス緩和

 

 オフィスにグリーンを取り入れることで自然と接する機会も増加します。自然と接することはストレスを軽減する効果があると言われています。オフィス内にグリーンを配置することにより、従業員のストレスレベルが有意に低下することが科学的にも証明されています。緑豊かな環境は、心理的なリラクゼーションを促し、長時間の作業による精神的な疲労を和らげることができるのです。

▶③ 目の疲労軽減

 

 パソコンから目を一時的に離し、緑色の植物を見ることで、目の疲労を効果的に軽減することができます。特に、デジタルデバイスの使用が増えている現代において、目の健康を保つことは極めて重要です。植物の緑は目に優しく、定期的な視点の変更を促進することで、視力の保護にも寄与します。

▶④ 企業イメージの向上

 

 オフィス緑化は、来訪者に対する企業の環境への配慮や、社会に対するポジティブな姿勢を印象づけてくれます。緑があふれるオフィスは、企業が社員の福利厚生や生態系への責任を重視していることを示し、企業のブランド価値を高めることができます。

▶⑤ コミュニケーション活性化

 

 オフィスに植物を取り入れると、それが自然と社内の話題を生み出し、コミュニケーションのきっかけを提供します。また、共有スペースに植物を配置することで、社員間の交流が促進され、チームワークや組織の一体感を高めることにも繋がります。さりげない要素ではありますが、日々のコミュニケーションの質を向上させるために植物は大きな役割を果たします。

本物の植物とフェイクグリーンのメリット、デメリット

グリーン 植物

 

 オフィス緑化を進めるにあたり、本物の植物とフェイクグリーンのどちらを選ぶべきか迷っている人も少なくないのではないでしょうか。それぞれのメリットとデメリットを理解することで、自社にとって最適な緑化の方法を選択することができるようになります。本物の植物とフェイクグリーンの両方の特性を比較し、それぞれのメリットとデメリットを解説します。

▶本物の植物

 

 本物の植物は空気を浄化し、酸素を供給することで、働く人々の健康を促進します。また、本物の植物には、視覚的な美しさに加えて、触れることのできる質感や、時には香りを通じて五感に訴える力があります。これらは、ストレスの軽減や集中力の向上に有効であり、職場の生産性を高めることが科学的にも証明されています。

 しかし、生きた植物は適切な水やり、光、温度管理が必要であり、維持には手間とコストがかかります。また、アレルギーの原因になる可能性もあり、環境によっては成長しないリスクも考慮する必要があります。

▶フェイクグリーン

 

 フェイクグリーン、つまり人工植物は、手間のかからないオフィス緑化の選択肢として人気があります。水やりや光の心配がなく、一年中見た目が変わらないため、デザインの一貫性を保ちやすいです。アレルギーの心配もなく、害虫のリスクもありません。また、初期コストはかかるものの、長期にわたるメンテナンス費用はほとんどかかりません。

 しかし、フェイクグリーンは空気を浄化する能力がなく、本物の植物が持つ生き生きとしたエネルギーを提供することはできません。時間の経過により色褪せることもあり、質の低いものは不自然に見えることもあるため購入の際にはしっかりと見極める必要があります。

オフィスに取り入れやすいおすすめ植物

オフィス緑化

 

 オフィス環境に植物を取り入れる際には、その美観だけでなく、管理のしやすさや環境適応力も重要なポイントとなります。様々な植物の中でも、特にオフィス向けとして人気の高い植物がいくつかあります。これらの植物は、日光管理や水やりの手間が少なく空気浄化能力が高いことから、忙しいオフィス環境でも維持が容易です。以下では、オフィスに特に適した植物の例を紹介します。

▶ポトス

 

 ポトスは、その手入れの容易さと美しい葉で知られる植物です。直射日光を避けてもよく成長し、水やりも週に一度程度で十分です。また、空気中の有害物質を吸収する能力が高く、オフィスの空気質改善に効果的です。その柔軟な茎を利用して、壁に沿わせたり、吊り下げたりすることで、オフィスのデザインに独特のアクセントを加えることができます。ポトスは成長が早いため、定期的な剪定が必要ですが、これもまた緑の豊かさを楽しむ一環となります。

▶モンステラ

 

 モンステラは、大きな穴が開いた葉が特徴的な植物で、トロピカルな雰囲気をオフィス空間にもたらします。比較的低光量でも育つため、オフィス内でも育てやすい植物の一つです。モンステラは、空間を華やかにするだけでなく、大きな葉が空気中の不純物を吸収し、オフィスの空気を清浄化する効果も持っています。ただし、大きく成長するため、スペースの確保と定期的な剪定が必要です。その存在感で、オフィスの雰囲気を一新させることができるでしょう。

▶パキラ

 

 パキラは、丸みを帯びた葉が特徴的で、風水では「金運を呼ぶ植物」とも言われています。このため、オフィス環境においても良いエネルギーをもたらすと考えられています。パキラは湿度の高い環境を好みますが、水のやり過ぎには注意が必要です。半日陰でも成長し、定期的な水やりと適度な日光があれば、長期にわたって健康的に成長します。オフィスのコーナーや受付エリアに置くことで、エレガントで落ち着いた雰囲気を演出することができます。

オフィスにグリーンを取り入れる際のポイント

 オフィスに植物を導入する際、単に植物を選んで配置するだけではなく、その成功にはいくつかの重要なポイントがあります。適切な植物の選定、効果的な配置、そしてビル管理会社とのコミュニケーションは、オフィス緑化を成功させるために不可欠です。これらの要素を考慮に入れることで、オフィス環境はより快適で、生産的な空間に変わります。

▶① 手入れのしやすい植物を選ぶ

 

 オフィス環境に最適な植物は、美観だけでなく、管理のしやすさも重要です。照明の条件や水やりの頻度、温度変化への耐性など、オフィスの特定の環境に適応できる植物を選ぶことが肝要です。
 例えば、低光量でも育つポトスやモンステラ、少ない水で済むサボテンやスパティフィラムなどがおすすめです。手入れが容易な植物を選ぶことで、緑化のメリットを最大限に享受しながら、日々のメンテナンスの負担を軽減できます。

▶② 動線を考えて配置を決める

 

 植物の配置は、オフィスの動線やスペースの利用効率を考慮して行う必要があります。植物は空間を区切る役割を果たすことができますが、同時に通路を遮る原因にもなり得ます。効果的な配置のためには、自然光の入る窓辺や、休憩スペース、受付エリアなど、人々の視線に触れやすい場所を選ぶことが望ましいです。また、植物が従業員の動きを妨げないように、十分なスペースを確保することも大切です。

▶③ ビル管理会社へ事前相談をする

 

 特に賃貸オフィスなどで緑化を行う場合、ビル管理会社や大家との事前の相談が重要です。植物によっては水漏れや害虫の問題が生じる可能性があり、ビルの規則に違反することもあり得ます。また、植物の大きさや重量によっては、ビルの構造に影響を与える可能性も考慮する必要があります。事前に許可を得て、必要なガイドラインを確認することで、トラブルを回避し、スムーズなオフィス緑化を実現できます。

オフィスグリーンのメンテナンス

 観葉植物のメンテナンスには定期的な水やりと肥料やりが必要です。植物によって必要な水やりの頻度は異なるので、植物ごとに適切な水やりのタイミングを把握しておきましょう。植物の葉の拭き取りや枯れた部分の剪定も定期的に行うことで、植物の健康を保つ手助けになります。また、季節によって適切な温度管理や日光の当て方も意識しましょう。

 オフィスグリーンを長持ちさせるためにも、植物に合わせたメンテナンスをしっかりと行うことが大切です。

実例とともに学ぶオフィスグリーンの配置術

 オフィス環境におけるグリーンの配置術を学ぶ際には、実例を参考にすることが重要です。まずはオフィスの広さやレイアウトに合わせて適切なサイズの観葉植物を配置しましょう。

 デスク周りや会議スペースなど、使用頻度の高いエリアには、空間を圧迫せずに置けるコンパクトな観葉植物がおすすめです。一方、ロビーやエントランスなどの来客用エリアでは、存在感のある大型の観葉植物を配置することで、訪れる人々を歓迎する効果が期待できます。

 さらに、壁面や間仕切りなどに垂れ下がるタイプの緑も取り入れることで、空間全体にアクセントを加えることができます。また、観葉植物の種類や鉢のデザインにもこだわることで、オフィス全体の雰囲気を演出することができます。実例を参考にしながら、オフィス環境に最適なグリーンの配置術を学んでいきましょう。

▶レイアウト例とその効果

 

 オフィス環境におけるグリーンの配置には、効果的なレイアウト例があります。例えば、デスク周りに小さな観葉植物を配置することで、従業員のストレス軽減や集中力の向上が期待できます。この配置は、作業中や疲れたときに目を休めることができ、リフレッシュ効果があります。

 また、会議スペースや交流スペースに大型の観葉植物を配置することで、和やかな雰囲気を醸成し、コミュニケーションの円滑化に繋がります。これにより、新たなアイデアの創出やチームワークの向上につながるでしょう。

 さらに、壁面や間仕切りに垂れ下がるタイプの観葉植物を配置することで、空間全体に奥行きを演出し、開放感やリラックスした雰囲気を作り出します。これにより、従業員のモチベーションや創造性が高まる効果が期待できます。適切なレイアウト例を取り入れることで、オフィス環境におけるグリーンの効果を最大限に引き出し、快適な空間を実現しましょう。

まとめ

 オフィスにグリーンを取り入れることは、単に空間を美しくする以上の意義を持ちます。空気質の改善、ストレスの軽減、目の疲労回復、企業イメージの向上、そして職場内コミュニケーションの活性化などの多くのメリットがあります。ポトス、モンステラ、パキラなどの植物は、オフィス環境に特に優れており、美しさと実用性の両方を兼ね備えています。オフィスの緑化は、より健康的で生産的な職場環境を作り出すための重要要素の1つです。この記事を通じて、オフィス緑化に活かしていただければ幸いです。

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