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オフィス冷房の効果的な使い方と対策

投稿日|2024年8月1日 (更新日:2024年8月2日)

この記事では、オフィスにおける上手な冷房の利用法について解説しています。

はじめに

 オフィスで快適な環境を作るためには、冷房の利用法が重要です。冷房を効果的に利用することで、オフィスの室温を快適に保つことができます。しかし、長時間の利用や過度な温度の冷房は、体調を崩す原因になることも。

 そこで、オフィスにおける冷房の効果的な利用法や対策を考えてみましょう。冷房をかける場所や時間を工夫して無駄を防ぐことで、電気代の節約にもつながります。また、冷房を利用する際には適度な温度設定や室内外の温度差に気を付けることも大切です。オフィスでの冷房利用について、従業員間での意見交換や調整も快適な環境づくりに役立ちます。

 この記事では、オフィスにおける冷房の上手な利用法や、冷房が従業員に与える影響やその対策について解説しています。

 

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オフィス冷房の問題点

 

オフィス

 

 オフィスで冷房を利用する際には、従業員が過ごしやすい快適な環境を保つために注意が必要です。

 冷房の稼働時間や設定温度が適切でないと、体調不良の原因になります。特に長時間の冷房利用は、乾燥やのどの渇き、冷え性などの健康問題を引き起こすことがあります。

 さらに、冷房によって室内外の温度差が大きくなると体に負担がかかります。急な温度差のストレスは、健康リスクにつながるだけでなく、集中力や生産性の低下にも繋がりかねません。

 こうした冷房の問題点について、下記で詳細をみていきましょう。

▶冷房温度が引き起こす健康リスク

 

 冷房温度が引き起こす健康リスクには、いくつかの重要点があります。

 まず、冷房による急激な温度変化は、従業員の体調不良を起こす原因となります。室内と外の温度差が大きくなると、体への負荷が増し、免疫力の低下や体のストレスが引き起こされます。冷房によって空気が乾燥しやすくなるため、のどの渇きや皮膚トラブルが生じる可能性もあります。

 さらに、冷房の温度設定が低すぎると、風邪を引き起こすリスクも高まります。体調管理に敏感な方や冷え性の方は、特に注意が必要です。

 冷房を効果的に利用するためには、適切な温度設定や湿度管理が重要です。適度な温度と湿度を保つことで、健康リスクを軽減し、快適なオフィス環境を実現できます。

▶温度設定の最適な基準

 

 オフィスの冷房を設定する際は、適切な温度を意識することが肝要です。一般的に推奨されているのは、室温を 25度前後に設定することです。この温度設定は、快適な作業環境を提供するとともに、エネルギーの無駄遣いを抑えることにも繋がります。

 また、オフィス内では個々の感覚や体感温度には差があるため、温度を微調整できるようにすることも有効です。一般的なガイドラインを元にしながらも、個々の快適な温度に合わせて調整することが求められます。

 ある調査によると、多くの人が室温が高めである方が快適だと感じているため、一概に温度を下げるだけが快適な環境を作る方法ではないとされています。各個人の感じ方に合わせつつ、室内の温度設定について従業員とのコミュニケーションを大切にし、快適なオフィス環境を構築することが求められます。

▶定期的なメンテナンス

 

 冷房設備のメンテナンスは定期的に行い、効率的な冷房が可能な状態を維持しましょう。清潔なフィルター、効率良い風量調整などを確認し、問題があれば速やかに修理や交換を行なうことが重要です。毎年、冷房の利用時期の前後にメンテナンスを行う予定を入れておくと良いでしょう。

 適切な温度設定、定期的なメンテナンスを心がけてオフィスの冷房を効果的に活用し、快適な作業環境を整えましょう。

 

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オフィスにおける冷房病の予防策

 オフィスにおける長時間の冷房利用は、冷房病と呼ばれる体調不良を引き起こすことがあります。冷房病の症状は、のどの痛みや関節の痛み、だるさなど様々です。

 冷房病を予防するためには、適切な温度設定や室内外の温度差に気を付けることが重要です。また、冷房の風が直接当たらないような場所で作業することや、こまめにストレッチや適度な運動を行うことも有効です。定期的な休憩をとることで体をほぐし、冷房病のリスクを軽減できます。十分な睡眠やバランスのとれた食事、適度な水分補給も大切です。

 冷房病の症状を感じた場合は、適切な対処を行うことが重要です。早めに医師の診断を受け、適切な対策を取ることで、冷房病のリスクを軽減し、健康なオフィス環境を維持しましょう。

従業員の健康維持のための工夫

 オフィスでの快適な環境づくりには、従業員の健康状態を考慮することが重要です。従業員の健康状態に配慮した環境づくりは、生産性向上にもつながります。具体的に、下記のような取り組みを行うと良いでしょう。

▶定期的な運動の呼びかけ

 

 冷房の効いたオフィスで長時間デスクワークを行うと、身体が冷えやすくなります。身体を冷えから守るためには、適度な運動が有効です。

 デスクの近くでできる軽いストレッチやリラックスできるポーズをとることで、筋肉のこりを緩和し、血流を促進します。また、座りがちな姿勢を改善するために、立ち上がって軽く歩く、階段を利用するなどの簡単な運動を積極的に行いましょう。これにより、筋肉の動きが活発化し、身体の冷えを防ぐことができます。

 オフィス内での短時間の運動やストレッチを積極的に取り入れることで、快適な温度調節ができるだけでなく、健康維持にもつながります。

▶服装の工夫

 

 個々の従業員が快適に感じる温度は異なるため、個人が上着を着たり脱いだりできるような服装の自由を導入することが有効です。オフィス全体の温度調整が難しい場合は、クールビズやホットビズを活用して、季節や天候に合わせた服装の選択を促すことも考えられます。

 さらに、冷房が直接当たらないようなデスク配置や仕切りを導入することで、快適な環境を整えることができます。定期的な空調の点検やフィルターの清掃も忘れずに行い、常に綺麗な空気が循環されるよう管理することが大切です。

 また、冷房の効果的な利用法を従業員に周知することで、無駄を防ぎ、エネルギー節約につなげましょう。エネルギーを節約することによって、企業として地球環境への配慮を行っていることをアピールすることもできます。

企業で行える取り組み

 

オフィス空調

 

▶従業員の意見を取り入れる

 

 企業が快適なオフィス環境を提供するためには、従業員にアンケート調査を行ったり、意見を気軽に伝えられる窓口を設置しておくことが重要です。従業員間で冷房利用に関する意見交換やフィードバックを促し、皆が納得できる冷房管理を目指すことが大切です。企業と従業員が協力し合い、健康を害することなく快適な環境を実現するために、冷房管理にはしっかりと取り組んでいきましょう。

 また、冷房効果のある場所とそうでない場所の温度差が大きいと、体調不良や風邪を引きやすくなるため、室内の温度均一化に努めることも重要です。これに加えて、涼しい環境を望んでいる従業員は冷房の効きが良い配置にデスクを置くなど、個人の意見や体調を十分に聞き入れた上での対策が企業には求められます。

▶温度計の設置とモニタリング

 

 オフィス内の快適な温度管理のためには、温度計の設置が望ましいでしょう。オフィス内の各エリアの適切な位置に温度計を設置しましょう。これにより、従業員は室温を把握し、自分の身体の状態に合わせた対策が取れます。

 さらに、定期的に温度や湿度をモニタリングし、異常がないかを確認することも大切です。最近では、温度や湿度が適切でない場合、温度計の表示で改善の有無を知らせてくれる商品も数多く出ています。業務中に従業員が熱中症になることがないよう、温度や湿度のモニタリングを習慣づけ、快適なオフィス環境を維持しましょう。

▶環境に優しい利用法

 

 オフィスの冷房を環境に優しく利用するには、いくつかの工夫があります。

 まず、冷房の節電モードを積極的に活用しましょう。節電モードは省エネ効果が高く環境に優しいうえに、電気料金も抑えることができます。また、室内の断熱性を高めることで冷房の効率的な利用が可能です。断熱材の設置や窓の開閉を工夫し、室内の温度を一定に保ちましょう。

 さらに、冷房の定期的なフィルター清掃やメンテナンスも忘れずに行いましょう。清潔な状態で適切に保守された冷房は、省エネ効果だけでなく、健康面でも有益です。

 これらの工夫を導入することで、冷房の利用を環境に配慮したものにすることができます。快適なオフィス空間を保ちながら、地球にも貢献するため、環境に優しい冷房の利用を意識しましょう。

まとめ

 オフィスでの快適な環境づくりには、冷房の適切な利用が必須です。過剰な冷房は体調を害する恐れがありますが、効果的な利用法を心がければ、オフィス内を快適な室温に保つことが可能です。

 冷房をかける場所や時間を考え、無駄な冷房を避けましょう。室温の設定や室内外の温度差にも注意し、快適な温度を保つことが重要です。さらに、従業員間で意見を交換し、調整を図ることも環境づくりに貢献します。冷房の適切な利用は、電気代の節約にもつながります。環境に配慮しながら、快適なオフィス空間を実現しましょう。

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