1.集中力の重要性
目の前に片付けなければいけない仕事がありながら、ついつい他の事に気持ちが向いて、どうしても仕事が進まないという経験は、多くの人が感じる悩みです。仕事で集中力が低下すると、スピード・正確性・クオリティを失い、最悪の場合にはビジネス上の大きな損害を招く恐れもあります。
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2.集中力が低下する原因
自分の好きなことや夢中になっていることなら、時間を忘れて集中できるものです。しかし、あまり得意でない仕事やプレッシャーを感じる仕事であれば難しいものです。仕事に集中できない時の原因を大きく分けると、以下の4つではないでしょうか。
①身体的な問題
睡眠不足や運動不足は、集中を大きく妨げます。
睡眠不足に陥った脳は、補うこと(睡眠)を優先します。
運動不足によって身体の血行が悪くなると、脳の神経細胞の働きが鈍ります。なお、この運動不足には長時間、同じ姿勢で座り続けるデスクワークや同じ場所で立ち続ける立ち仕事も含まれます。
②精神的な問題
気分が落ち込んでいたり、大きな悩み事を抱えている状態では、目の前の仕事に集中したくても、注意散漫な状態になってしまいます。
また、やるべき事が多く、それに対して焦りやプレッシャーを感じている状態では、頭の中にいくつもの気になることが浮かび、目の前の仕事に集中できなくなります。プレッシャーは、他者からかけられることもありますが、無意識に自分でかけてしまっているケースも多々あります。
③他人との問題
仕事に取り組んでいる際に、電話がかかってきて応対する、他人に話しかけられる、ということで、集中力が途切れてしまう。
最近では自宅でのテレワーク中に、宅配便やデリバリーの訪問や同居家族からの話しかけという状況で、なかなか集中できずに悩む人もいるのではないでしょうか。
④環境の問題
デスク周りの状況や聞こえてくる話し声や物音など、環境も集中力に影響します。
関係のない書類で散らかっているデスク、すぐ手の届くところにあるマンガ・ゲーム・スマートフォン等の余計なものが視界に入ると、そちらにも意識が働いてしまいます。
音の問題には個人差もあります。大きな騒音やザワザワと止まらない話し声で集中できない人や、無音で静か過ぎると落ち着かず集中できないという人もいます。
⑤物理的対策
理想的な対策は、物理的に隔離された仕事空間を確保することです。そのために、レンタルオフィスやコワーキングスペースなどのシェアオフィスを利用したり、自宅に仕事部屋を用意することが望ましいでしょう。
完全個室型のレンタルオフィスなら人の目を気にせず、伸び伸び休息がとれ、クラシックや自然音などの集中力が高まるお好みの音楽を流せる。そのような仕事空間の確保は、短期的には回り道に見えても、長期的に見れば生産性が向上します。
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3.仕事で集中力を継続させるコツ
①デスク周りを整理して視界をクリアにする
「目に見える範囲に気が散るものを置かない」というのは、効果の高い方法です。
直木賞を受賞した又吉直樹氏は、自宅と別に小説を書くため、机しかない1Kの部屋を借りていたと話しています。
②鏡を置いて集中している自分を意識する
鏡を通して自分を見ることで、自分の状態を客観的に認識しやすくなります。鏡を置くことで、集中が途切れたことに気づきやすく、元の集中している状態に戻ろうとする意識が働きます。
③集中と休憩のサイクルをこまめに繰り返す
仕事は、長時間連続で行なわず、短時間で区切るようにすることも大切です。例として、ポモドーロ法と呼ばれる時間管理術は、「集中時間→5分間休憩」というサイクルを繰り返す方法です。集中時間は15~90分と個人差がありますので、自分に合う時間の単位を見つけると良いでしょう。休憩時間は、一度席を立って窓際へ行き景色を眺める、深呼吸やストレッチなどでリフレッシュする、コーヒーやハーブティーなどを飲み一息つく等がオススメです。逆に、動画、テレビ、SNSやメールチェックは集中を妨げる原因となるため避けましょう。
④香りを利用する
ペパーミントや柑橘系のアロマオイルの香りには集中力を高める効果が確認されています。仕事の前に嗅ぐと、集中力を高める効果が期待できるでしょう。他の人と空間を共有している場合は、香りの拡散してしまわないように気を付けることも重要です。ハンカチなどにアロマオイルを1滴垂らすだけで十分芳香浴を楽しむことができます。
⑤音を利用する
日頃、私たちが生活する環境は様々な音がそこら中に溢れているため、あまりに静かすぎると、脳は何か音を探すことに注意を向けてしまいがちです。つまり、適度な雑音があった方が集中できます。雨音や波の音、川のせせらぎなどの自然音や静かなカフェぐらいの雑音がちょうど良いとされています。
自宅でテレワークを行う場合は、普段の生活では気が付かなかった周囲の生活音が聞こえてくる場合があります。それらの生活音は自分でコントロールできない場合も多いため、耳栓の使用や、集中の邪魔にならないBGMの活用によって、それらの音と上手く付き合っていく必要があります。
⑥体を動かす
散歩や軽いストレッチは心身をリフレッシュさせて集中力を回復する効果が期待できます。長時間の作業で仕事の効率が落ちてきた場合には、一旦机から離れて体を動かすと仕事のリズムをリセットできます。
⑦明日の実行スケジュールを計画にする
前日に明日やるべき仕事を考え、その日のうちに必ず終えなければならない仕事、近々片付けなければならない仕事、ルーティンワーク、個人的な用事も含め、全て箇条書きに書き出す。ボリュームのある仕事はいくつかのタスクに分割して書き出す。書き出したら、緊急度や重要度を考えて、優先順位をつけ、実行スケジュールを計画します。そして、仕事が一つ終わるたびに、赤線を引いて消す。進捗状況が目に見えることで、達成感が味わえます。
4.まとめ
誰でも工夫次第で集中する時間を増やすことができます。
集中力を高めるコツは、事前の準備と作業中の集中テクニック、日頃の生活習慣などがポイントとなります。仕事にうまく集中すると、仕事のスピード・正確性・クオリティが上がり、仕事の達成感も味わえるでしょう。
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