札幌オフィスビルの平成30年7月時点の平均空室率は2.29％と、依然、空きの少ない現状が続いています。
7月は、新規開設に伴う大型成約のほか、立退きビルからの移転や館内増床などの中小規模の成約も見られたものの、新築ビル1棟が募集面積を残して竣工したことや、既存ビルでも縮小や撤退による解約の動きが出ていたことから、札幌オフィスビルの地区全体の空室面積はこの1カ月間で大きな変動がなく、平均空室率は前月比ほぼ横ばいとなりました。
7月時点の平均賃料は8,660円、前月より53円上がり、10カ月連続で上昇しました。

地区別の平均空室率を見ると、駅前通・大通公園地区が1.16％で前月より0.17％下がりました。
駅前東西地区が2.34％で前月より0.06％下がりました。
南1条以南地区が3.48％で前月より0.28％上がりました。
創成川東・西11丁目近辺地区が4.18％で前月より0.11％上がったのは、期間満了による解約の影響と見られます。
北口地区は0.94％と前月より0.04％上がりましたが、平均賃料が10,529円と前月より125円上がっています。

オフィス開業を考える方にとって、物件探しがさらに難しい時期が続いております。そのような時にはレンタルオフィスも視野に入れてください。

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