パソナ・パナソニックの手掛けるオフィス空間サービス（PBS）が顧客を広げている。
PBSがコモレビズと呼ぶオフィス緑化デザインは、勤務者のストレス軽減に繋がる最適な観葉植物の割合を基にレイアウトされる。
「人の視界に占める緑の割合で、緑の多さを表す指標」と定義される緑視率は、実証実験で10～15％が望ましいとされた。

これを基に、観葉植物の選定、内装、家具、照明、音、香りを含めてデザインする。
音は、ハイレゾ音源と呼ばれる高周波成分を含む高音質・広帯域の自然音源と、やさしく音が響く環境を作り出す“間接音響”で居心地の良い空間を創造する。
そして、働く人のストレス度合いを「非接触型バイタルセンシング」で計測し、社員の健康を管理する。

人手不足や働き方改革によって、効率化が進む中、課題である生産性の向上に一石を投じる考え。