平成30年8月時点の札幌オフィスの平均空室率は2.14％、前月より0.15％下がりました。
8月は新規進出や分室の開設による成約のほか、中小規模の拡張移転や立退きに伴う成約が見られました。
解約の動きが少なくことで、札幌のオフィス空室面積は約800㎡減少しました。
8月時点の平均賃料は8,674円で前月より坪当り14円上がり、11カ月連続で上昇しています。

地区別のオフィス平均空室率を見ても、全ての地区でオフィス空室率が下がりました。
駅前通・大通公園地区は0.92％、他地区や郊外からの移転に伴う成約が見られ、前月より0.24％下げました。
駅前東西地区は2.24％、分室開設や拡張移転など中小規模の成約が見られ、前月より0.10％下げました。
南1条以南地区は3.38％、館内増床などの成約が見られたため、前月より0.10％下げました。
創成川東・西11丁目近辺地区は4.11％、地区内や他地区からの拡張移転に伴う成約があり、前月より0.07％下げました。
北口地区は0.68％、新規進出に伴う大型成約の動きが見られ、前月より0.26％ポイント下げました。