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2023年9月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2023年10月12日

札幌ビジネス地区の9月時点での平均空室率が2.86%と前月と比較し0.11ポイント下げました。

9月は新築ビルへの移転・縮小に伴う解約の影響も見られましたが、自社ビルやビジネス地区外からの移転の他に、館内増床や拡張移転等の成約があったため札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間で約600坪減少しました。
9月時点の平均賃料は10,050円。前月と比較し0.14%上げ、24ヶ月連続の上昇となりました。

また、9月時点の地区別の平均空室率は以下の通りです。

●駅前通・大通公園地区
上記地区の平均空室率は2.88%、前月比0.09ポイントの減少となりました。
大型解約の動きがあったものの、自社ビルからの移転に伴う大型成約やビジネス地区外からの拡張移転等の成約が見られたことから、同空室率が低下しました。

●駅前東西地区
上記地区の平均空室率は1.49%、前月比0.09ポイントの減少となりました。
館内増床や他地区からの移転に伴う成約があり、同空室率が低下しました。

●南一条以南地区
上記地区の平均空室率は1.94%、前月比0.29ポイントの減少となりました。
新規開設等、中小規模の成約が多く見られたため、同空室率が2021年10月以来の1%台に低下しました。

●創成川東・西11丁目近辺地区
上記地区の平均空室率は2.57%、前月比0.02ポイントの減少となりました。
成約・解約ともに大きな動きがなく、同空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。

●北口地区
上記地区の平均空室率は6.82%、前月比0.11ポイントの減少となりました。
テナントの動きが極めて少ない中、一部で他地区からの移転に伴う成約の動きがあったため、同空室率が低下しました。

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