4月は札幌ビジネス地区の平均空室率が前月と比較しわずかに低下しました。
札幌ビジネス地区の4月時点の平均空室率は2.32%、前月比0.02ポイント下げました。
4月は新築ビルへの移転や縮小に伴う解約の影響があったものの拡張移転や自社ビルからの移転等で竣工1年未満の新築ビルに成約の動きが見られたことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間でわずかに減少しました。
4月時点の地区別平均空室率は次の通りとなっています。
●駅前通・大通公園地区
上記地区の平均空室率は2.40%、前月比0.01ポイント上げました。
分室開設等、中小規模の成約が見られた一方で同規模の解約の動きもあったため同空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。
●駅前東西地区
上記地区の平均空室率は1.61%、前月比0.08ポイント上げました。
縮小や集約等、中小規模の解約の影響により同空室率が上昇しました。
●南一条以南地区
上記地区の平均空室率は2.42%、前月比0.05ポイント下げました。
大型店舗の移転に伴う解約の影響がありましたが、建物の取り壊し等による募集面積の減少もあったため、同空室率が低下しました。
●創成川東・西11丁目近辺地区
上記地区の平均空室率は3.15%、前月比0.27ポイント下げました。
竣工1年未満の新築ビルに成約が見られたこと等から、同空室率が低下しました。
●北口地区
上記地区の平均空室率は2.69%、前月比0.05ポイント上げました。
館内縮小や撤退に伴う、解約の影響が見られ同空室率が上昇しました。