全国的に無人駅が増えており、各地域によってその活用方法に注目が集まっています。
現在、日本の約48%が無人駅。
利用客や人員の減少に伴い無人駅化の増加ペースが早まる中、その駅舎や敷地の活用でユニークなアイデアで活用している駅があります。
新潟県の帯織駅は、ものづくり拠点「EkiLab」。
会員は建物内にあるカッティングマシンや3Dプリンタが自由に使用できます。
また、ものづくり相談や交流スペースも設置されており、ビジネスの拠点ともなっています。
群馬県の土合駅は、グランピング施設「DOAI VILLAGE」。
郊外ならではのレトロ感と絶妙にマッチしており、地元食材を使った料理や昨今ブームのサウナも設備。
利用者は旅行者だけでなく、地元住民が集まる場所となっています。
福島県の浪江駅は、バナメイエビの養殖施設。
約10立方メートルのコンテナで、微生物で水を浄化する循環システムを備えています。
電源や熱源には太陽光を使用しているので、無人でも運営が可能です。
一度は人の手を離れてしまった無人駅でも工夫次第で様々な活用方法があることがわかります。
北海道にある無人駅にもビジネスチャンスは転がっているのかも知れません。
《参考:北海道新聞》