営業担当新井場です。
木造の高層ビルというものが徐々に広まってきているようです。
木造ビルと聞いて、最初に連想するのが耐火性ですが、ここは基準をクリアしています。
法的に高層ビルに求められる耐火基準は2時間以上ですが、大林組の木造耐火技術「オメガウッド」は3時間以上の耐火が可能です。
環境面でいうと、脱炭素は同じ規模の鉄骨造りのビルと比べて、約6割に抑えることができます。
溶接やボルト作業もなくなるため、現場の負担や人件費も抑えることができるのが魅力です。
ただし、建築費に関しては、同じ規模の鉄鋼造りと比べると3~4割高くなるようです。
そして札幌では既に、2021年にハイブリット木造の高層ホテル「ザロイヤルパークキャンバス札幌大通公園」を開業しています。
外観にも木を使っており、大通公園を歩いていても他のビルとは明らかに違うデザインが目を引きます。
燃えにくい木材を生み出すという技術に完璧を目指す日本企業の強みを感じました。