札幌ビジネス地区の平均空室率は2ヶ月連続で小幅に上昇しました。
7月時点での平均空室率は2.37%、前月比0.04ポイント上昇となりました。
7月は館内縮小や撤退に伴う解約の動きがあったことや成約が小規模に止まったこともあり、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間で小幅に増加しました。
7月時点での地区別平均空室率は次の通りです。
駅前通・大通公園地区は1.68%、前月比0.29ポイント上昇となりました。館内縮小や他地区への移転に伴う解約の影響があり、同空室率が上昇しました。
駅前東西地区は2.25%、前月比0.14ポイント低下となりました。増床や分室解説等の小規模な成約が見られたため同空室率が低下しました。
南1条以南地区は3.77%、前月比0.19ポイント上昇となりました。成約が少ない中、小規模な解約の動きがあったことから同空室率が上昇しました。
創成川東・西11丁目近辺地区は2.95%、前月比0.01ポイント低下となりました。成約、解約共に小規模な動きに止まり同空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。
北口地区は1.84%、前月比0.17ポイント低下となりました。他地区からの拡張移転等に伴う成約が見られたため同空室率が低下しました。