こんにちは、さっぽろRオフィスの山口です。
前回は、ハイブリット勤務・在宅勤務にはレンタルオフィスが有効であるというお話をしました。
ここから少し派生しまして、今回は「ワークプレイスの変化」についてお話をさせていただきます。
「オフィス」では、皆さんどのようなお仕事をされていますか?
パソコンに向かって資料を作成する/顧客への対応を考慮する/新たなアイディアを生み出す等の
頭を使った仕事ばかりされている方がほとんどであると思います。
このように、自身の知識(knowledge)を生かして企業に貢献する労働者のことを
「ナレッジワーカー(knowledge worker)」と呼びます。
2000年代以降、IT技術の進化によるロボット導入やソフトウェア活用等によって、
単純作業の仕事は、”人間の仕事”から”ロボットの仕事”へと変化していきました。
この影響により企業は、単純作業はIT技術に任せ、労働者には知識・経験・新たなアイディアを
活用した業務を求めるようになりました。
そのため現代社会では、オフィスで働く労働者の大半が「ナレッジワーカー」であると言えます。
このように人々の「働き方」は時代に合わせて変化しているわけでありますが、
対して「働く場所=ワークプレイス」についてはどうでしょうか。
単純作業の工場労働に根差したワークプレイス概念が未だに人々の根底意識にあり、
労働者を一カ所のオフィスに集め、監視役の上司を中心とした島型レイアウトのオフィスを
採用している企業が多くあります。
しかし、このような古典的な意識に囚われたワークプレイスで、ナレッジワーカーは知識や経験を活用し、
新たなアイディアを取り入れながら最大限の力を発揮できるでしょうか。
ナレッジワーク時代である現代の働き方に合わせて、ワークプレイスも同時に変化させていく必要が
あるのではないでしょうか。
例えば一部の企業では、フリーアドレスを導入して部署や部門の壁を越えた社内コミュニケーションを
促進することによって、労働者一人一人の経験や知識を培う取り組みを行っています。
また、新たな刺激を求めて、ビジネス拠点をあえて「レンタルオフィス」に移行している企業もあります。
レンタルオフィスでは、多種多様な業種の人々との新たな出会いが期待できるため、
イノベーションを生み出す/発想力を培う/異なる視点から物事を考えられる
といった、企業・労働者双方のメリットとなり得る環境が整っています。
ワークプレイスの改善に取り組むことで、事業発展・労働者の生産性向上の実現へ自ずと繋がります。
ビジネスを通した新たな出会いや、ナレッジワーカーの労働環境改善を求めている方は、
是非「さっぽろRオフィス」へご連絡ください。