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レンタルオフィスのイメージと実情を詳しく解説

投稿日|2024年9月17日

この記事では、レンタルオフィスなどのシェアオフィスに対するイメージに対して解説しています。

はじめに

 レンタルオフィスは、近年の働き方の多様化に伴い、多くのビジネスパーソンから注目を集めています。特に、スタートアップやフリーランスといった新しい形態の働き方を選ぶ人たちに人気です。

 レンタルオフィスには、スタイリッシュで洗練された空間が提供されるというイメージがある一方で、信用面で問題ないのかという疑問や法人登記ができるのかといった不安なイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

 この記事では、レンタルオフィスの悪いイメージに対する解説や、レンタルオフィスのメリットや選び方のポイントについて解説します。働き方改革が進められる昨今、急速に身近な存在になってきているレンタルオフィスに対してネガティブなイメージをお持ちの方や、入居を迷っている方はぜひこの記事を参考にしてください。

 

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レンタルオフィスとは何か?

 

レンタルオフィスとは

 

 レンタルオフィスとは、必要な期間だけ個室のオフィススペースを安価に借りることができるサービスです。主にスタートアップ企業やフリーランス、個人事業主などが利用しており、大企業のサテライトオフィスとして活用される場合もあります。

 通常の賃貸オフィスとは異なり、レンタルオフィスは契約期間が短く、敷金や保証金などの初期投資が少ないため、リスクを抑えながらビジネスを運営することができます。また、デスクや棚などの家具やビジネスに必要な複合機やWi-Fiなどの設備が整っているため、入居後すぐにオフィスを利用できるのも大きな魅力です。

 さらに、レンタルオフィスの共用スペースでは、他の利用者とのネットワーキングが可能であり、ビジネスチャンスが広がることも期待できます。レンタルオフィスは現代の働き方に適した柔軟なオフィス選択肢であると断言できます。

レンタルオフィスのイメージに関するよくある誤解

▶賃料や原状回復費が高い?

 

 レンタルオフィスに関しては、さまざまなイメージや誤解が存在します。まずよくある誤解の一つは、「高額な費用がかかる」というものです。確かに一部のラグジュアリーなオフィスは高価な場合もありますが、フリーランスや個人事業主向けのレンタルオフィスはリーズナブルなプランが豊富にある場合がほとんどです。

 インターネット利用料や水光熱費は管理費の名目で定額払いのレンタルオフィスが多く、電話代行や受付代行などのオプションサービスを付けなければ、賃料と管理費のみを毎月支払う明朗会計である場合がほとんどです。

 レンタルオフィスは通常の賃貸オフィスより個室が狭い場合が多いため、原状回復費も安く済む傾向にあります。昨今は法令も厳しくなっていますので、法外な原状回復費を請求されるといったことはまずないと言って良いでしょう。資金が少ない方でも、レンタルオフィスであれば安心して入居できます。

▶信用面での不安

 

 レンタルオフィスを利用する上で「信用面の不安」が大きな懸念としてよく挙げられます。特に、法人登記を行う際には、レンタルオフィスがどの程度信用されるのかが気になるポイントです。

 最近では多くのレンタルオフィスが法人登記を許可しており、信頼性を重視した運営がなされています。スタートアップや中小企業以外にも、誰もが名前を知っている大企業もレンタルオフィスを利用しており、信用面では問題ないと断言できます。

 もちろん、レンタルオフィスを選ぶ際には、過去の実績や他の利用者の声を参考にすることが重要です。実績が豊富なオフィスを選ぶことで、安心してビジネスを進めることができるでしょう。レンタルオフィスなどのシェアオフィスが普及している昨今、信用面の不安は次第に解消されつつあると言えます。

▶利用者の質が良くない?

 

 レンタルオフィスを利用する方々の質は、意外にも多様性があります。一般的にはスタートアップ企業やフリーランスが多いと思われがちですが、実際には大手企業の支社や地域の支店を構える場合もあります。これにより、異なる業種のプロフェッショナルと触れ合う機会が増え、ネットワークを広げたり、ビジネスチャンスを見つけやすくなります。

 また、レンタルオフィスは自己管理能力が求められる環境でもあるため、利用者は比較的高いモチベーションで仕事に取り組む傾向があります。これにより、オフィス全体の雰囲気が向上し、刺激的な環境が生まれることが多いです。レンタルオフィスの利用者は多様であり、質の高い人々との出会いが新たな発展をもたらす可能性があります。

▶設備の品質は?

 

 レンタルオフィスにおける設備の品質は、選ぶオフィスによって異なりますが、多くの場合、非常に高い水準が保たれています。近年のレンタルオフィスは、単なる作業場ではなく、クリエイティブな交流を促すための空間としてデザインされています。

 一般的に、最新のITインフラが整っており、高速インターネットやWi-Fiの接続はもちろん、会議室にはAV機器も完備されています。また、共有スペースやキッチンも清潔に保たれているため、快適に仕事をすることができます。

 さらに、一部のレンタルオフィスでは、ビジネスサポートサービスや受付業務も提供されており、利用者は業務に専念できる環境が整っています。このように、設備の品質は実際には非常に充実していることが多いのです。

▶口座開設や法人登記ができない?

 

 結論から申し上げますと、銀行口座の開設も法人登記もできる場合がほとんどです。需要が高まっているレンタルオフィスであるからこそ、口座開設の審査や法人登記が支障なくできるよう運営会社がしっかりとオフィスを造りこんでいます。

 昔は法人登記を禁止しているレンタルオフィスも見受けられましたが、現代ではほとんどのレンタルオフィスで許可されている傾向にあります。士業など事務所に求められる要件が厳しい業種でも、レンタルオフィスを問題なく事務所として登録できている場合がほとんどです。

レンタルオフィスのメリットとは?

 

オフィス

 

 レンタルオフィスに対するネガティブなイメージが払拭されたところで、レンタルオフィスが入居者へもたらすメリットを3点ご紹介します。

▶コスト削減

 

 レンタルオフィスでは、初期投資の大幅な軽減が可能です。従来の賃貸オフィスでは、入居時に敷金や礼金、家具の購入などが発生しました。しかし、レンタルオフィスであれば、これらの費用を大幅に圧縮できると共に、家具やビジネス設備を選んだり購入したりといった手間も必要ありません。

 さらに、維持管理費の削減も可能です。光熱費やインターネット料金、清掃費用などが賃料や管理費に一律に含まれることが多く、予算管理が容易で経理作業も効率よく進めることができます。

 さらに、必要な時だけオフィスを利用できるため、忙しい時期にはフレキシブルに増床することも可能です。これにより、過剰な固定費を抑えることができ、経営資源を最適化していくことができます。レンタルオフィスの利用は、賢い投資であると言えるでしょう。

▶立地条件の良さ

 

 レンタルオフィスの大きな魅力の一つは、その立地条件の良さです。多くのレンタルオフィスは、都心やビジネスエリアに位置しており、交通の便が非常に良い場所にあります。これにより、クライアントや取引先とのアクセスが容易になり、ビジネスチャンスを広げることが可能です。

 また、都心にオフィスを構えることで、企業のブランディングにも寄与します。信頼感を高めやすく、特に新たに取引を開始する際には、立地が与える影響は無視できません。そして、周囲には飲食店やカフェ、会議スペースも豊富にあり、ビジネスの合間にリフレッシュできる環境も整っています。

 このように、レンタルオフィスは立地の良さがビジネスの流れをスムーズにし、効率的な働き方の実現をサポートしてくれます。

▶柔軟なプランと契約形態

 

 レンタルオフィスでは、柔軟なプランと契約形態を選ぶことができます。多くのレンタルオフィスは、短期契約が可能で、数ヶ月から利用できるため、事業の成長に応じて契約を見直すことができます。

 この柔軟性は、特に新しいビジネスにおいて重要です。スタートアップやフリーランスの場合、ビジネスの変化に迅速に対応できる環境が求められるため、リスクを最小限に抑えることができます。

 さらに、貸し出しスペースの種類も豊富で、1名用の個室、6~8名用の広めの個室など、用途に応じて自由に選べることも大きな利点です。ビジネスのニーズにフィットした空間を確保しやすい点は、レンタルオフィスが持つメリットの一つです。

レンタルオフィスの選び方ポイント

 実際にレンタルオフィスを選ぶ場合、下記のポイントに注目して複数のオフィスを比較すると自身のニーズに合致したレンタルオフィスを選ぶことができます。

▶オフィスの目的は何か

 

 レンタルオフィスを選ぶ際には、まず目的を明確にすることが大切です。例えば、クライアントとの打ち合わせを重視する場合、見栄えの良い会議室を完備した場所が必要です。一方で、フリーランスとして働く場合は、作業に集中できる静かなオフィスが求められるでしょう。

 さらに、チームでのコラボレーションを重視する企業には、オープンスペースが充実したオフィスが効果的です。メンバー同士のコミュニケーションが促進されるだけでなく、アイデアの共有もしやすくなります。

 それぞれの目的に合ったスペースを選択することで、効果的なオフィス利用が実現します。

▶サービス内容

 

 多くのレンタルオフィスでは、基本的な設備としてデスクや椅子、Wi-Fi環境が整っていますが、その他にもさまざまなサービスが用意されています。

 例えば、会議室やイベントスペースの利用、印刷やコピー機能、さらにはビジネスサポートサービスなどが提供される場合があります。これらのサービスは、営業活動やクライアントとの面談、さらにはチームミーティングにとても役立ちます。

 また、一部のオフィスではネットワーキングイベントやセミナーを企画しているところもあります。こうした機会を活用することで、他のビジネスパーソンとのつながりを強化し、新しいビジネスチャンスを得ることができるでしょう。

▶料金プラン

 

 多くのレンタルオフィスでは、利用するスペースや契約内容に応じて様々な料金体系を用意しています。月額料金や初期費用、追加料金など、詳細を確認することが非常に大切です。

 また、契約内容に含まれるサービスや特典も把握しておく必要があります。これにより、予算内で必要な機能やサービスを最大限に活用することができ、経済的な負担を軽減できる可能性があります。しっかりと情報を収集して、最適なレンタルオフィスを選びましょう。

まとめ

 レンタルオフィスは、社会情勢の変化と共に需要が高まり、利便性やサービス性が大幅に向上しているのが現状です。昔はネガティブなイメージを持たれる方も多かったかもしれませんが、現代ではオフィスを検討する際の一つの選択肢としてレンタルオフィスなどのシェアオフィスが当たり前に候補に挙がる時代です。

 レンタルオフィスの利用は、特に新しい働き方を模索しているビジネスパーソンにとって大変魅力的な選択肢です。多様なプランや柔軟な契約形態が揃い、自分のビジネススタイルに合わせやすい点が魅力です。

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