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レンタルオフィスの初期費用はどれくらい?相場や賃貸オフィスとの比較

投稿日|2023年11月2日 (更新日:2023年11月29日)

この記事では、レンタルオフィスと賃貸オフィスの初期費用の違いについて解説しています。

はじめに

 北海道札幌で、レンタルオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースを利用したいと考えている方が多くいるのではないでしょうか。レンタルオフィスやシェアオフィス、コワーキングスペースは賃貸で借りるオフィスとは違い初期費用を抑えられる特徴があります。とはいえ、何にどのくらいの費用がかかるのか、オフィスを検討する前にその内訳をしっかりと把握しておきたいものです。オフィスにかかる初期費用や賃料・管理費などの固定費は、資金繰りに困ることがないよう慎重に考える必要があります。

 この記事では、札幌市のレンタルオフィスにかかる費用や相場、賃貸オフィスとの違いを解説します。レンタルオフィスの利用を考えている方は是非参考にしてください。

レンタルオフィスと賃貸オフィスの初期費用内訳

 レンタルオフィスと賃貸オフィスを比較した場合、初期費用には大きな差があります。レンタルオフィスは賃貸オフィスと比較すると、大幅に初期費用を抑えてビジネスに必要な環境を整えることができます。まずは、レンタルオフィスと賃貸オフィスの初期費用は具体的にどのように違うのかを比較していきましょう。

▶①敷金・礼金

 

敷金礼金

 

【賃貸オフィス】
 賃貸オフィスは、ほとんどの物件で「敷金」「礼金」がかかります。賃貸住宅の契約等で敷金・礼金という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。敷金とは、退去時の原状回復費用を預けておくものです。入居する前に敷金を預けておくことで、退去時に支払うお金として相殺され、多い分は返金、足りない分は請求される仕組みです。
 賃貸オフィスによっても異なりますが、敷金として賃料3~6か月分以上のお金が必要になるケースも少なくありません。特に相場よりも高めの賃貸オフィスになると、賃料12か月分以上の敷金を準備金として支払います。

 礼金は、部屋を貸してくれたオーナー(大家さん)に対して、お礼として支払うお金です。礼金は戻ってこないお金であり、支払う金額は物件によっても大きく差があります。賃貸オフィスになると、敷金と礼金の両方を用意しなくてはならず、合計すると賃料1年分以上のお金が必要になることもあります。オフィス開設に必要なお金とはいえ初期費用が高額になるため、起業家や個人事業主には特に大きな金銭負担となります。

【レンタルオフィス】
 レンタルオフィスは、敷金・礼金がかからないところがほとんどです。なかには「入会金」がかかることもありますが、敷金・礼金ほどの高額な費用がかかることはありません。そのため、初期費用としてかかる負担を大幅に抑えられる点がレンタルオフィスの良さです。

▶②保証金

 

 賃貸オフィスとして物件を借りるときに「保証金」が必要になることがあります。敷金と似ている部分もあるのですが、敷金とはまた別に保証金がかかる物件もあります。保証金は、賃料滞納やオフィスを汚損した場合の損害債務を保証するためのお金です。
 保証金も敷金と同じように退去時に差額が返金されるのが一般的です。また「償却」が、さらに差し引かれる場合もあります。賃貸オフィスの償却とは、解約するときに無条件で差し引かれるものです。一般的な相場は10%から高くても20%程度です。

 レンタルオフィスは、保証金がかからない場合が多いです。初期費用の節約ができるため、資金に限りのある起業家や個人事業主にはレンタルオフィスがおすすめです。

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▶③内装工事費や原状回復費

 

 賃貸オフィスでは、初期費用として「内装工事費」がかかることがあります。壁や床、天井をきれいにするだけでなく、自社の業務スタイルに合わせた間仕切りやデスクの配置などレイアウトの設計も欠かせません。パソコンやIT関連機器の通信ケーブルの準備やセキュリティ体制を整えるのも内装工事費のなかに含まれます。内装工事を行うためには、貸主の許可もとらなくてはいけません。
 賃貸オフィスが居抜き物件になり、前のテナントの設備が残っていて再利用できる場合は費用を抑えられる可能性があります。スケルトン物件で内装がすべて撤去されているオフィスだと、一から内装工事が必要になるので、費用と時間がかかります。
 また、賃貸オフィスを退去する際には、入居当時と同じ状態のオフィスへ戻してオーナーへ返す必要があるため「原状回復費」が発生します。一般的に原状回復費は敷金や保証金から相殺されますが、オフィス内に破損や汚損が多くある場合には追加で原状回復費を払う必要があります。

 レンタルオフィスでは、内装工事済みの個室が借りられ、インターネット環境やWi-Fiなどが事前に準備されているため入居に際する費用や手間が最小限で済みます。また、レンタルオフィスにも原状回復費は発生しますが、その費用は一律である場合が多いため、オフィス内の破損や汚損が少ない場合には追加費用を払うことなく退去できます。

▶④デスクやイス等のオフィス家具購入費

 

 オフィスで使用する家具の購入費も、賃貸オフィスには必要になります。デスクやイスは従業員の数によって変わりますし、来客対応用のスペースをつくる必要もあります。安く済ませようと思えば中古で揃えるなどの方法もありますが、デスクやイス、資料を収納する棚や、来客用のソファやテーブルなど揃えなくてはいけないものが数多くあります。
 そのため、オフィス家具のみレンタルやリースで借りて初期費用を抑える人もいます。

 レンタルオフィスは、デスクやイスなど必要なオフィス家具は用意されているので準備の必要はありません。

▶⑤複合機やシュレッダー等のオフィス設備購入費

 

複合機

 

 賃貸オフィスの場合、資料をコピーするための複合機やシュレッダーなどの設備にかかる購入費も考えなくてはいけません。複合機もメーカーや種類により違いがありますが、1台100万円以上はかかります。オフィス設備は高額なものが多く、初期費用の負担は意外と大きいのです。

 その点、レンタルオフィスはビジネス運営に必要な設備はほとんど揃っています。複合機の使用料は、カラー・モノクロごとにコピー料金が定められている場合がほとんどです。

札幌駅エリアのレンタルオフィス月額賃料相場

 札幌駅エリアにあるレンタルオフィスの月額利用料は以下の通りです。

【レンタルオフィス名】 【月額料金】
さっぽろRオフィス 30,800円~
A社 42,900円~
B社 43,000円~
C社 34,000円~

レンタルオフィスの初期費用、月額費用の内訳

 レンタルオフィスでかかる初期費用や月額費用について、詳しく解説します。

▶初期費用

 

 レンタルオフィスを借りるためには、入会金として月額利用料1か月程度のお金が必要になる場合があります。ただし、なかには入会金がかからないレンタルオフィスもあり、起業家や個人事業主にとっては大きな費用削減になります。初期費用が少なく済む分、ビジネス事業の拡大にコストを回すことができます。

▶月額賃料、管理費

 

 レンタルオフィスは月額賃料3万円程度から利用でき、自社の希望賃料や広さなどの条件に合ったオフィスを選択することができます。また、レンタルオフィスの多くは駅前など好立地にあります。同じような好立地に賃貸オフィスを借りていれば数十万円以上の月額賃料がかかるため、レンタルオフィスは立地の面でもコストパフォーマンスが高いことが分かります。
 月額賃料のほかに管理費という項目もありますが、この管理費には水光熱費や施設維持費などが含まれているケースが多いです。毎月かかる費用が明確であるため、支払スケジュールが立てやすいというメリットもあります。月額賃料や管理費は毎月発生する費用であるため、年間で考えると賃貸オフィスと大きなコスト差が生まれることは言うまでもありません。

▶その他(複合機使用料など)

 

 さっぽろRオフィスの場合、複合機使用料や、固定電話や専用光回線の契約、合鍵やカードの追加、家具の追加、有料駐車場・駐輪場などがレンタルオフィスの初期費用以外にかかる料金です。無料と有料の範囲はレンタルオフィスによっても変わるので、自社が利用したいと考えている設備やサービスは有料であるかどうか、入居前の内覧で確認しておくと安心です。

 他にも、レンタルオフィスに備え付けられている会議室やミーティングスペースを借りるときに利用料がかかる場合があります。

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レンタルオフィスにはメリットが沢山!

レンタルオフィス

 

 これから札幌市でオフィスを借りたい、支店を増やしたいと考えている人は、レンタルオフィスを選ぶのがおすすめです。レンタルオフィスにはたくさんのメリットがあります。具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく紹介します。

▶入退去の手続きがスムーズ

 

 レンタルオフィスのメリットとして、入退去の手続きに余計な手間がかからないことが挙げられます。賃貸オフィスを利用しようとすれば、入居までの審査や改装工事も必要です。備品を購入し設置するなど、ビジネスを始めるまでに時間がかかることになります。
 その点、レンタルオフィスは入居までスピードが早くスムーズです。必要なサービスや設備がそろっているので、すぐに事業を開始でき時間の無駄もありません。早く事業を始めたい人や、個人事業主で時間が限られている人にとっては、手続きが簡単でスムーズなレンタルオフィスをおすすめします。

▶契約期間の縛りが少ない

 

 レンタルオフィスは、契約期間の縛りが少ないメリットもあります。なかには即日契約できるレンタルオフィスや、数カ月単位で借りられるレンタルオフィスもあります。賃貸オフィスになると、2年以上の契約期間が必須である場合や、急な解約には違約金がかかってしまうことがあります。その点、レンタルオフィスは契約期間の縛りもなく、利用しなくなったときに違約金をかけずに解約できる点がメリットといえるでしょう。

▶様々な無料サービスが揃っている

 

 レンタルオフィスは、無料で使えるサービスが充実しています。敷金や礼金などの初期費用だけでなく、オフィス家具やコンセント、掃除機、ICカード、ネットワークセキュリティ、高速ネット&Wi-Fi、USENのBGM、メールボックス、宅配ボックスなど、入居者が無料で利用できるサービスがたくさんあります。

 個室に個別空調が付いているレンタルオフィスもあり、自身に合った温度調整が自由にできます。このような様々な無料サービスが揃っているのもレンタルオフィスの良さです。使える無料サービスの範囲はレンタルオフィスによって異なるため、入居前にしっかりと確認しておきましょう。

初期費用を抑えたい場合にはレンタルオフィスがおすすめ!

 札幌市で起業したい方や、オフィス開設の初期費用を抑えたいと考えている方は、レンタルオフィスの利用をおすすめします。賃貸オフィスだと初期費用が高額であり、入居時に要する手続きが多く、どうしても時間や手間が発生してしまいます。そのため、必要な設備やサービスが事前にそろっているレンタルオフィスであれば、借りる手続きだけですぐにオフィス開設が可能です。

 さっぽろRオフィスは、好立地で明るく清潔感のあるレンタルオフィスです。会議室やミーティングスペースなど充実した無料サービスもありますので、オフィスを検討されている方はぜひ見学に来てください。

 

 

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