札幌の主要オフィスビルの7月時点の平均空室率は2.35％となり、前月から0.06％上げました。
7月は館内縮小や撤退などに伴う解約の影響が見られました。
成約の動きが小規模に止まっていたこともあり、札幌の主要オフィスビルの空室面積がこの1カ月間で小幅に増加しました。
7月時点の札幌の主要オフィスビルの平均賃料は9,018円となり、前月から27円上がりました。

7月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。
駅前通・大通公園地区は2.95％となり、館内縮小や撤退に伴う解約の影響で前月から0.17％上げました。
駅前東西地区は2.18％となり、前月から0.04％上げました。
他地区や郊外からの拡張移転など小規模な成約があったものの、館内縮小などの解約の動きも見られたため、同空室率が小幅に上昇しました。
南一条以南地区は2.25％となり、小規模な解約や募集開始の動きがあり前月から0.03％上げました。
創成川東・西11丁目近辺地区は2.97％となり、郊外からの移転に伴う成約が見られ前月から0.14％下げました。
北口地区は0.77％となり、テナントの動きが少ない中、一部で館内縮小に伴う解約で前月から0.11％上げました。