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2025年1月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2025年2月7日

2025年1月は二次空室などの影響により平均空室率が上昇しました。

札幌ビジネス地区の1月時点の平均空室率は3.82%、前月比0.12ポイント上げました。

コールセンターの新規開設に伴う大型成約のほか、館内増床や拡張移転などの中小規模の成約が見られたものの、新築ビルへの移転や縮小による解約の影響が大きかったことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約5百坪増加しました。

1月時点の平均賃料は10,717円、前月比0.26%(28円)上昇しました。

 

1月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。

駅前通・大通公園地区

平均空室率:4.43%、前月比0.77ポイント上げました。

他地区の新築ビルへの移転や縮小に伴う大型解約の動きがあり、同空室率が上昇しました。

駅前東西地区

平均空室率:1.69%、前月比0.01ポイント下げました。

館内増床など中小規模の成約が見られた一方、撤退や集約に伴う同規模の解約の動きも出ていたため、同空室率は前月比ほぼ横ばいとなりました。

南1条以南地区

平均空室率:4.63%、前月比0.18ポイント下げました。新規開設や他地区からの拡張移転などの成約が見られ、同空室率が低下しました。

創成川東・西11丁目近辺地区

平均空室率:4.65%、前月比0.45ポイント上げました。集約に伴う解約の影響があったことや、成約の動きが進まなかったこともあり、同空室率が上昇しました。

北口地区

平均空室率:5.26%、前月比0.73ポイント下げました。コールセンターの新規開設による大型成約の動きが見られたため、同空室率が低下しました。

 

 

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