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「アーバンネット札幌リンクタワー」

投稿日|2025年1月27日

札幌市の旧北海道放送本社跡地で進行中の再開発プロジェクト「アーバンネット札幌リンクタワー」が、多くの注目を集めています。

このプロジェクトは、NTT都市開発が手掛けるもので、札幌の中心部に新たなランドマークを創り出す計画です。

「アーバンネット札幌リンクタワー」は、地上26階・地下2階建ての複合施設として、2026年6月の完成を目指しています。

施設内には、オフィスやホテル、商業施設、さらにインキュベーションオフィスが入る予定で、多機能な空間が特徴です。

この名称には、ワーカー、観光客、地域住民が「リンク(つながり)」、交流を通じて新たな価値を生み出していく願いが込められています。

当初は2024年2月の完成を計画していましたが、2023年に施工不良や計測記録の虚偽報告が発覚し、工期が延長されました。

さらに、このプロジェクトはNTTアーバンソリューションズグループが掲げる「Green Future with US」というスローガンに基づき、環境負荷低減にも力を入れています。

オフィス部分では「ZEB Oriented」認証を取得し、施設全体で使用する電力を再生可能エネルギー由来で実質100%とする取り組みを実施。

これにより、「CASBEE札幌Aランク」を達成し、2024年3月には札幌市で3件目となる「ゼロカーボン推進ビル」の認定を受けました。

札幌の都市景観と持続可能性の象徴となる「アーバンネット札幌リンクタワー」。完成後には、地域の活性化と新しい価値の創出に大きな役割を果たすことでしょう。

 

■アーバンネット札幌リンクタワー
所在地:北海道札幌市中央区北一条西5-1-4(地番)
敷地面積:約4606m2
延床面積:約6万908m2
ホテル部分面積:約1万5102m2
建物高さ:約110.9m
構造:鉄骨造/鉄骨鉄筋コンクリート、制震構造
規模:地上26階、地下2階、塔屋1階
用途:事務所、ホテル、店舗、駐車場(136台、機械式立体駐車場)
交通:地下鉄大通駅徒歩6分、JR札幌駅徒歩10分
事業主:NTT都市開発設計
設計:久米設計
施工:大成建設
着工:2021年10月
完工:2026年6月(予定)

引用元:アーバンネット札幌リンクタワー/オフィス・商業・ホテルの複合施設、26年6月完成へ | 流通ニュース

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