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2024年8月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2024年9月13日

札幌ビジネス地区の8月時点の平均空室率は3.92%前月比0.63ポイント低下しました。
8月は拡張移転や分室、新規開設などに伴う成約が見られたものの、
新築ビルが募集面積を残して竣工したことや、
既存ビルでも大型空室の募集開始の動きがあったため、
札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約3,200坪増加しました。

8月時点の平均賃料は10,579円、前月比1.09%(114円)上昇しました。

〈8月時点の地区別平均空室率〉
・駅前通・大通公園地区:3.32%、前月比0.18ポイント上昇。
ビジネス地区外からの移転や他地区からの拡張移転、新規開設などの成約が見られましたが、
自社ビルへの移転などに伴う解約のほか、新築ビル1棟が空室を残して竣工した影響があり、
同空室率が上昇しました。

・駅前東西地区:1.51%、前月比0.07ポイント低下。
建て替え予定ビルや他地区からの移転、分室の開設などに伴う成約が見られ、同空室率が低下しました。

・南1条以南地区:5.31%、前月比3.50ポイント上昇。
延床面積4千坪超の大型ビル1棟が竣工したことから、同空室率が2017年12月以来の5%台に上昇しました。

・創成川東・西11丁目近辺地区:4.85%、前月比0.67ポイント上昇。
新築、既存ビルともに拡張移転などによる小規模な成約が見られたものの、
大型空室の募集開始の動きがあったため、同空室率が上昇しました。

・北口地区:7.11%、前月比0.30ポイント低下。
解約の動きがなかったことに加え、一部で他地区からの移転に伴う成約が見られたことから、
同空室率が低下しました。

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