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2023年10月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2023年11月14日

札幌ビジネス地区の10月時点の平均空室率は2.75%、前月比0.11ポイントの低下。2ヶ月連続の低下となりました。

10月は募集開始や縮小などによる解約の動きが見られたものの、竣工1年未満の新築ビルでコールセンターの分室開設に伴う大型成約があったことや、建替えビルからの移転や拡張移転などの成約も見られたことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約500坪減少しました。
10月時点の平均賃料は10,085円、前月比0.35%(35円)の上昇。25ヶ月連続の上昇となりました。

10月時点の地区別の平均賃料および平均空室率は以下のとおりです。

駅前通・大通公園地区の平均賃料は13,098円、前月比49円の上昇。
平均空室率は2.61%、前月比0.27ポイント低下しました。新規開設に伴う大型成約があったため、同空室率が低下しました。

駅前東西地区の平均賃料は10,667円、前月比68円の上昇。
平均空室率は1.42%、前月比0.07ポイント低下しました。建替えビルからの移転など、中小規模の成約が見られ、同空室率が低下しました。

南1条以南地区の平均賃料は8,585円、前月比97円の上昇。
平均空室率は2.19%、前月比0.25ポイント上昇しました。募集開始の影響があり、同空室率が上昇しました。

創成川東・西11丁目近辺地区の平均賃料は8,071円、前月比9円の減少。
平均空室率は2.45%、前月比0.12ポイント低下しました。他地区からの拡張移転など小規模な成約が見られたことから、同空室率が低下しました。

北口地区の平均賃料は13,135円、前月比47円の減少。
平均空室率は6.59%、前月比0.23ポイント低下しました。分室開設に伴う大型成約があり、同空室率が低下しました。

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