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2023年7月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2023年8月16日

札幌のビジネスエリアにおける7月の空室率は2.19%で、前月に比べて0.01ポイントの上昇が見られました。

この月には、拡大に伴う増床や、郊外からの移転による成約があった一方、縮小による中規模の解約も確認されました。しかし、市場全体のテナントの動きは限定的であり、札幌ビジネスエリア全体の空きスペースは1ヶ月間で大きな変動がなく、空室率は前月とほぼ同じでした。

7月の平均賃料は前月より0.39%(39円)上昇し、9,972円となりました。

 

 7月の地域別の空室率は以下の通りです。

駅前通・大通公園地区は2.87%で、前月に比べて0.17ポイント上昇しました。解約の影響は少なかったが、成約がなかったため、空室率が上がりました。

駅前東西地区は1.33%で、前月に比べて0.02ポイント減少しました。新規開業や他地域からの移転などの小規模な成約があり、空室率が少し下がりました。

南1条以南地区は2.19%で、前月に比べて0.16ポイント上昇しました。小規模の募集が複数あり、空室率が上がりました。

創成川東・西11丁目近辺地区は2.67%で、前月に比べて0.19ポイント減少しました。郊外や他地域からの移転による成約があったため、空室率が下がりました。

北口地区は2.20%で、前月に比べて0.20ポイント減少しました。館内の増床や他地域からの拡大移転などの成約があったため、空室率が下がりました。

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