平和不動産などで構成する再開発準備組合は、札幌市中心部の大通公園に面した新複合ビルについて、都市計画の手続きを札幌市に要望すると発表した。高さ185メートルで、延べ床面積は9万9400平方メートル。地上34階地下3階建てで、高層階が高級ホテル、中層階がオフィス、低層階に商業施設が入る。
北海道銀行本店が入居する道銀ビルディングと、新大通ビルディングの2つのビルを一体で建て替える。地下通路とつなげる計画で、低層部分の屋上にはテラスも設ける。2023年度に事業の認可を取得し、28年の完成を目指す。既存の土地・建物は平和不動産などが保有する。
札幌市内では30年度末に控える北海道新幹線の札幌延伸開業に向け、ビルの建て替えや再開発が活発になっている。
引用元:日本経済新聞