先月に引き続き、6月も札幌ビジネス地区の平均空室率はわずかに低下しました。
札幌ビジネス地区の6月時点の平均空室率は2.18%、前月比0.12ポイント低下しました。
6月は分室の開設に伴う大型成約の他、拡張移転や館内増床などの中小規模の成約が見られたため、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間で約600坪減少しました。
平均賃料については、6月時点で9,933円、前月比0.11%(11円)上昇しています。
6月時点での地区別の平均空室は以下のとおりです。
- 駅前通・大通公園地区
上記地区は2.70%、前月比0.33ポイント上昇。
縮小に伴う解約の影響があり、同空室率が上昇しました。
- 駅前東西地区
上記地区は1.35%、前月比0.31ポイント低下。
館内増床や他地区からの移転などによる制約が見られたことや解約の影響が少なかったこともあり、同空室率が低下しました。
- 南1条以南地区
上記地区は2.03%、前月比0.31ポイント低下。
分室開設に伴う大型成約があったため、同空室率が低下しました。
- 創成川東・西11丁目近辺地区
上記地区は2.86%、前月比0.21ポイント低下。
他地区からの拡張や建替え予定ビルからの移転などの成約があり、同空室率が低下しました。
- 北口地区
上記地区は2.40%、前月比0.21ポイント低下。
分室開設のほか。他地区や郊外からの移転に伴う成約が見られ、同空室率が低下しました。