5月は札幌ビジネス地区の平均空室率が前月と比較しわずかに低下しました。
札幌ビジネス地区の5月時点の平均空室率は2.30%、前月比0.02ポイント下げました。
5月は新築ビル1棟(D-LIFE PLACE札幌)がほぼ満室で竣工したことや、建替えなどに伴う成約が見られた一方で、自社ビルへの移転や撤退による解約の影響も出ていたことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積はわずかな減少に止まりました。
5月時点の平均賃料は9,922円、前月比0.86%(85円)上げました。
5月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。
●駅前通・大通公園地区
上記地区は2.37%、前月比0.03ポイント下げました。
自社ビルへの移転などによる解約の影響があったものの、新築ビル1棟がほぼ満室で竣工したことなどから、同空室率が低下しました。
●駅前東西地区
上記地区は1.66%、前月比0.05ポイント上げました。
撤退など小規模な解約の影響により、同空室率が上昇しました。
●南1条以南地区
上記地区は2.34%、前月比0.08ポイント下げました。
成約は小規模だったものの、解約の動きが少なかったため、同空室率が低下しました。
●創成川東・西11丁目近辺地区
上記地区は3.07%、前月比0.08ポイント下げました。
他地区からの移転や分室の開設などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。
●北口地区
上記地区は2.61%、前月比0.08ポイント下げました。
他地区の建替え予定ビルからの移転や拡張移転などの成約が見られたため、同空室率が低下しました。