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2023年2月時点 札幌市内のオフィスビル平均空室率

投稿日|2023年3月14日

2月は札幌ビジネス地区の平均空室率が3ヶ月連続で上昇しました。

札幌ビジネス地区(駅前通・大通公園地区、駅前東西地区、南1条以南地区、創世川東・西11丁目近辺地区、北口地区)の2月時点の平均空室率は2.39%で前月比0.06ポイント上昇しました。

2月は拡張移転などの成約が見られたものの、館内縮小に伴う解約の影響があったことから、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間で3百坪増加しました。立て替えが中心部を中心に進み、空室率が上昇傾向となっております。

平均賃料については、2月時点で9,793円、前月比0.03%(3円)上昇しました。土地・建物の評価額の上昇や物価の上昇が起因と見られます。

 

2月時点の地区別平均空室率は以下のとおりです。

●駅前通・大通公園地区

2.30%、前月比0.40ポイントの上昇。館内縮小の影響が見られたことや、成約の動きが極めて少なかったため、空室率が上昇しました。

●駅前東西地区

1.71%、前月比0.13ポイントの低下。他地区からの拡張移転に伴う成約があったことから、空室率が低下しました。

●南1条以南地区

2.48%、前月比0.04ポイントの低下。成約の動きは少なかったものの、解約も小規模に止まったため、空室率が僅かに低下しました。

●創世川東・西11丁目近辺地区

3.30%、前月比0.05ポイントの上昇。他地区への移転や館内縮小に伴う解約の影響があり、空室率が上昇しました。

●北口地区

2.91%、前月比0.02ポイントの低下。テナントの動きが少なかったため、空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。

 

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