10月の札幌ビジネス地区の平均空室率が3ヶ月連続で低下。
平均空室率は2.14%、前月比0.08ポイント下げています。
10月は新築ビル1棟が募集面積を残して竣工しましたが、分室の開設や拡張移転などの成約のほか、竣工1年未満の新築ビルでも新規進出に伴う大型成約が見られたことから、
札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1ヶ月間で約600坪減少しました。
10月時点の平均賃料は9,747円、前月比0.28%(27円)上げました。
地区別の平均空室率だと、札幌駅前通・大通公園地区は前月比から0.01ポイント下げました。成約・解約ともに小規模な動きに止まったため、同空室率は前月比ほぼ横ばいで推移しました。
札幌駅前東西地区は前月比から0.19ポイント下げました。分室の開設や店舗の出店などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。
南1条以南地区は前月比から0.33ポイント下げました。
竣工1年未満のビルで大型成約が見られたことなどから、同空室率が低下しました。
創成川東・西11丁目近辺地区は前月比から0.23ポイント上げました。
他地区からの拡張移転などの成約が見られたものの、新築ビル1棟が募集面積を残して竣工したため、同空室率が上昇しました。
北口地区は前月比から0.11ポイント下げました。分室や他地区からの拡張移転に伴う成約が見られ、同空室率が低下しました。