札幌ビジネス地区の8月の平均空室率は前月比より0.14下がり2.23%となりました。
8月は新築ビル1棟がおおむね高稼働で施工したほか、既存ビルでも拡張移転や分室開設などの成約が見られたため、この1カ月で約700坪減少しています。
8月時点の平均空室率は下記のとおりです。

駅前通・大通公園は1.63％、前月比0.05ポイント減少しました。
コールセンターの分室需要など中小規模の成約があったため、同空室率がわずかに低下しました。

駅前東西地区は2.20％、前月比0.05ポイント減少しました。
集約などによる大型解約の動きが見られたものの、ほかの月からの拡張や建て替え予定ビル型の移転に伴う成約の動きがあり、同空室率がわずかに低下しました。

南1条以南地区は3.16％、前月比0.61ポイント減少しました。
郊外からの拡張に伴う大型成約が見られたため、同空室率が減少しました。

創成側東・西11丁目近辺月は2.55％、前月比0.40ポイント下げました。
他地区や郊外からの拡張移転などの成約が見られ、同空室率が低下しました。

北口地区は2.16％、前月比0.32ポイント上昇しました。
新築ビルが高稼働で竣工したものの、既存ビルの成約が進まなかったこともあり、同空室率が上昇しました