6月は札幌ビジネス地区の空室率がわずかに上昇しました。
平均空室率は2.33%、前月比0.04ポイント上げています。
建替え予定ビルからの移転があったものの、撤退や縮小に伴う小規模な解約や
新築ビル1棟が一部で募集面積を残して竣工したことが要因です。
札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間でわずかに増加しました。
6月時点の平均賃料は9,630円、前月比0.31%(30円)上げています。
地区別の平均空室率は次のとおりです。
駅前通・大通公園地区は1.39%、前月比0.05ポイント下げています。
前年同月比も1.57ポイント下げています。
分室の開設や館内増床など小規模な成約があり、同空室率が低下しました。
駅前の東西地区は2.39%、前月比0.07ポイント上げています。
前年同月比も0.50ポイント上げています。
店舗の閉店などに伴う解約の動きがあり、同空室率が上昇しました。
南1条以南地区は3.58%、前月比0.15ポイント上げています。
前年同月比も0.94ポイント上げています。
新規供給の影響により、同空室率が上昇しました。
創成川東・西11丁目近辺地区は2.96%、前月比0.10ポイント上げています。
前年同月比だと、1.66ポイント下げています。
館内縮小など小規模な解約の動きが見られたことから、同空室率が上昇しました。
北口地区は2.01%、前月比0.02ポイント下げています。
前年同月比も2.00ポイント下げています。
テナントの動きが少なかったため、同空室率が低下しました。