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2022年5月時点 札幌市内のオフィスビルの平均空室率

投稿日|2022年6月16日

5月は札幌ビジネス地区の空室率が下落しました。
平均空室率は2.29%、前月比0.13ポイント下げています。
拡張移転や館内増床、分室開設のほか建替え予定ビルからの移転などに伴う成約が主な要因です。
札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1カ月間で約7百坪減少しました。
これには、解約の動きが小規模に止まったことも含まれます。
5月時点の平均賃料は9,600円、前月比0.22%(21円)上げています。
新築ビルを含めても、3月からは低い空室率で推移しています。

地区別の平均空室率は次のとおりです。
駅前通・大通公園地区は1.44%、前月比0.54ポイント下げています。
前年同月比だと、0.57ポイント上げています。
他の地区からの拡張移転や増床、分室の開設などの成約が見られたことに加えて、5月は解約が少なかったため、空室率が大幅に低下しました。

駅前の東西地区は2.32%、前月比0.23ポイント下げています。
建替え予定ビルからの移転などに伴う成約があり、同空室率が低下しました。

南1条以南地区は3.43%、前月比0.36ポイント上げています。
前年同月比も0.7ポイント上げています。
縮小や店舗の閉店などの影響により、同空室率が上昇しました。

創成川東・西11丁目近辺地区は2.86%、前月比0.07ポイント下げています。
分室の開設などに伴う成約が見られたことから、同空室率が低下しました。

北口地区は2.03%、前月比0.25ポイント上げています。
前年同月比だと、0.19ポイント下げています。
小規模な解約の動きが複数あったため、同空室率が上昇しました。

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