4月は札幌市内オフィスビルの平均空室率が4カ月ぶりに上昇しました。
3月のオフィス平均空室率が2.21％に対し、4月は2.42％となり前月比0.21％上がりました。
集約や撤退に伴う大型解約の影響や、成約の動きが進まず、札幌ビジネス地区全体の空室面積がこの1か月間で約1,100坪増加しました。
また、オフィスの平均賃料は9,579円となり、先月に比べ7円上がりました。

地区別のオフィス平均空室率は以下の通りです。
・駅前通／大通公園地区　1.98％（前月比0.09上昇）
　分室の閉鎖や縮小などに伴う影響があり、同空室率が上昇しています。
・駅前東西地区　2.55％（前月比0.21上昇）
　建替え予定ビルの移転などがありましたが、縮小や撤退に伴う解約の動きの影響で同空室率が上昇しています。
・南1条以南地区　3.07％（前月比0.41上昇）
　郊外への集約に伴う解約の影響により、同空室率が19カ月ぶりに3％台に上昇しています。
・創成川東／西11丁目近辺地区　2.93％（前月比0.09上昇）
　解約の動きがあり、同空室率が上昇しています。
・北口地区　1.78％（前月比0.38上昇）
　集約や分室の閉鎖に伴う解約の動きがあり、同空室率が上昇しています。

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