3月は札幌市内のオフィスビルの平均空室率が低下しました。
2月のオフィス平均空室率が2.34%に対し今月は2.21%となっています。
竣工1年未満の新築ビルの成約が進んだほか、既存のビルでも立替え予定のビルからの移転や拡張移転などに伴う成約が見られたことで、札幌ビジネス地区の空室面積がこの1ヶ月で約700坪減少しました。
また、オフィスの平均賃料に関しては9,572円と前月と比較し7円上がりました。

地区別のオフィス平均空室率は以下の通りです。
・駅前通／大通公園地区　1.89%（前月比0.12%低下）
　建替え予定ビルからの移転・拡張移転の成約の動きが見られたことにより同空室率が低下しています。
・駅前東西地区　2.34%（前月比0.23%上昇）
　オフィス規模縮小に伴う解約の影響があったため同空室率が上昇しています。
・南1条以南地区　2.66%（前月比0.09%低下）
　中小規模の成約に伴い同空室率が低下しています。
・創成川東／西11丁目近辺地区　2.84%（前月比0.41%低下）
　ビジネス地区外からの移転に伴う大型成約に伴い同空室率が低下しています。
・北口地区　1.40%（前月比0.65%低下）
　コールセンターの分室開設などに伴う成約が見られたことにより同空室率が低下しています。

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