■全国
2022年3月に発表された公示地価では、全国的に値上がり傾向となった。
コロナウイルスの影響が少しずつ緩和され、全体的に回復傾向が見られる。
全国平均: 0.6%上昇(2年ぶり上昇)
住宅地: 0.5%上昇(2年ぶり上昇)
商業地: 0.4%上昇(2年ぶり上昇)
三大都市(東京・大阪・名古屋)は、住宅地、商業地が2年ぶりに上昇し、商業地は東京・名古屋は上昇、大阪は横ばい
地方四市(札幌・仙台・広島・福岡)はすべての用途で上昇し、上昇拡大
その他の地域は、下落継続
■北海道
北海道の上昇率は最大
「北海道ボールパークFビレッジ」の影響もあり、北広島市が牽引、上昇率トップ10内に7地点
札幌周辺の江別、石狩が上昇傾向
北海道平均: 3.9%上昇(6年連続上昇)全国1位
住宅地: 4.5%上昇(4年連続上昇)全国1位
商業地: 2.5%上昇(7年連続上昇)全国2位
住宅地上昇率トップ100北海道96地点
(江別市:28 恵庭市:18 北広島市:14 札幌市:13 石狩市:9 千歳市:9 苫小牧市:3 富良野市:1 室蘭市:1)
商業地上昇率トップ100北海道36地点
(札幌市:12 江別市:8 恵庭市:6 千歳市:5 石狩市:3 北広島市:2)
■札幌
札幌駅前を中心に再開発が進む
ススキノエリアは2年連続の下落
住宅地は、東区、清田区、手稲区が10%以上の上昇
札幌市平均: 8.1%上昇(9年連続)
住宅地: 9.3%(9年連続)
商業地: 5.8%上昇(9年連続)
公示地価ランキング(坪単価): 90位(全国1374市町村)
変動率ランキング : 7位(全国1374市町村)