10月における札幌市内主要オフィスビルの平均空室率は2.38%と、前月より0.13%上昇しました。
新規進出や中小規模の拡張などの動きはありましたが、コロナ禍の影響でオフィス縮小・閉店の動きがより活発で、主要オフィスビルの空室面積が700坪増加しました。
10月の平均賃料は9,430円と。前月より17円上がっています。
10月時点における地区別の平均空室率を下記に示します。
駅前通・大通公園エリアは1.92%と、0.26%下がりました。
これは、新規出店や拡張移転による成約が見られたためです。
駅前東西エリアは2.05%と、0.12%上がりました。
成約より縮小や店舗の閉店の動きが目立っていました。
南1条以南エリアは2.87%と、0.13%下がりました。
解約よりも新規進出などに伴う成約が目立っていました。
創成川東・西11丁目近辺エリアは4.03%と、0.90%上がりました。
大型解約の影響で、空室率が上昇しました。
北口地区は1.61%と、0.35%上がりました。
店舗の閉店やオフィス縮小などに伴う解約が目立っていました。
以上