yamazakiです。
JR札幌駅周辺から大通・ススキノ地区にかけて、老朽化したビルの建て替えが昨年より、相次いで始まっている。
1972年の札幌五輪の頃に建ったビルが老朽化し、2030年の北海道新幹線札幌延伸前後に併せて建て替える流れです。
その中で、新型コロナウイルス感染拡大に伴う景気悪化がストップをかけた。
リモートワーク等を活用し働き方を見直す企業もあり、オフィスの供給過多や個人消費の伸び悩みを懸念する声が挙がっている。
JR札幌駅南口の中央区北5西1、西2両街区には北海道新幹線延伸を見据えた大規模な再開発計画がある。
2029年秋にオフィスやホテル、バスターミナルなどを備えた大型ビルを建設する予定。
旧札幌西武跡を含む北4西3街区は、家電量販店ヨドバシカメラ(東京)などが2020年後半の複合商業ビル完成を目指す。
札幌第一生命ビルディング(北3西4)は、本年度中に解体工事に着手、2023年春開業に向けて地下1階地上13階の複合オフィスビルが建てられる。
一方、大通・ススキノ地区では札幌駅周辺に流れたにぎわいを取り戻そうと商業施設を核とする再開発事業計画が活発化。
北海道銀行本店などが入る「道銀ビルディング」(大通西4)を所有する平和不動産(東京)は2024年度にも建て替えに着手する。
隣接する「新大通ビルディング」とともに、2030年頃までにオフィスや商業施設などを含む一体的な整備も検討している。
商業施設「ススキノラフィラ」(南4西4)と「ピヴォ」(南2西4)も新しい複合ビルに生まれ変わる。
ただし、コロナによる需要低迷は、目下の懸念材料となっています。
一部のコールセンターは事業拡大を見合わせ、IT企業でもオフィスを縮小してテレワークに切り替える動きが出ています。
外出控えで、商業施設も売り上げに苦戦しています。
訪日外国人客(インバウンド)の需要が見込めず、ホテルの建設計画が白紙になるケースも出ています。
大企業はこれまで着手できなかった不採算部門も含めて、業務の徹底効率化に取り組むことで利益の確保する動きです。
中小企業は、事業の存続も危うい状況があと6ヵ月ほど続きます。
10万円支給で喜んでいた人たちには、見えづらい形で10万円以上の徴収が待っています。
しかし、このような状況をチャンスと考え、次の手を打つ企業も多数あります。
弊社もそのようにありたいと思います。