8月時点における主要オフィスビルの平均空室率は2.34%と、前月から0.06%増加しました。
増加要因は分室閉鎖による大型解約や店舗閉店などでしたが、一部には成約も見られたことから、全体の空室面積は小幅な増加に止まりました。
平均賃料は9,400円、前月から15円上昇し、9400円台となりました。
地区別の平均空室率は次のとおりです。
駅前通・大通公園地区は2.20%、前月から0.11%減少しました。
大型成約や分室開設などの中小規模成約があり、同空室率が低下しました。
駅前東西地区は2.18%、前月から0.12%減少しました。
他地区からの移転や館内増床などの成約の動きがあり、同空室率が低下しました。
南1条以南地区は2.82%、前月から0.90%上昇しました。
分室の閉鎖や店舗の閉店に伴う解約の影響により、同空室率が上昇しました。
創成川東・西11丁目近辺地区は3.28%、前月から0.10%減少しました。
ビジネス地区外からの移転など中小規模の成約が見られたため、同空室率が低下しました。
北口地区は1.32%、前月から0.09%上昇しました。
テナントの動きが少ない中、他地区への移転などに伴う小規模な解約の動きがあったことから、同空室率が上昇しました。