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オフィスを観葉植物で心地よく!重要ポイントとその効果

投稿日|2025年8月28日 (更新日:2025年10月20日)

 オフィスに観葉植物を置くことで、集中力や生産性の向上、ストレス緩和等の効果が期待できます。本記事では観葉植物を置くメリットや注意点、選び方やお勧めの種類を紹介します。オフィス環境を整えたいと考えている人や、オフィスに観葉植物を置きたいと考えつつ、何をしたらよいのか迷っている人も参考にしてみてください。

オフィスに観葉植物をおくと期待できるメリット

 

 まずは、オフィスに観葉植物をおくことで、どのような効果が期待できるのでしょうか。観葉植物をおくメリットを理解した上で、社員にどのような影響があるのか見ていきましょう。

▶仕事中のストレスを緩和できる

 

 観葉植物は、仕事中のストレスを緩和してくれる効果が期待できるといわれています。植物は人間が気づきにくいフィトンチッドと呼ばれる香りを放出しており、外敵から身を守る役割を担っています。

 

 研究結果から人間にとっても良い効果があることもわかっており、自律神経を安定させα波を発して脳の精神を安定させることでも知られています。

 

 ストレスの緩和効果が期待できるともいわれているため、ちょっとしたリフレッシュ効果も期待できます。仕事ではストレスが溜まってしまうことも多く、観葉植物を通して気分転換ができる点も、大きなメリットと言えるでしょう。

▶オフィス内に新鮮な空気を生み出してくれる

 

 オフィスに観葉植物をおくことで、新鮮な空気を生み出す効果も期待できます。植物は太陽の光を浴びて光合成をしていますが、その際に二酸化炭素を吸い込み酸素を放出しています。

 

 オフィスによっては、定期的に窓を開けて空気の入れ替えを行うのが難しいケースもあるでしょう。観葉植物によって、新鮮な空気を生み出すことは、社内の空気も良くなり居心地の良い空間作りにも繋がります。

 

 また、観葉植物によっては有害物質を除去してくれるものもあることがわかっています。観葉植物はおくだけで、新鮮な空気を生み出してくれるため高いメリットが期待できるのです。

▶オフィスの湿度を調整、消臭効果も期待できる

 

 観葉植物は、オフィスの湿度・温度調整効果があると言われています。室内の乾燥を植物が蒸散することによって最適な湿度を維持できるようにしています。

 

 また、植物の蒸散には植物そのものの温度を下げてくれる効果もあるため、オフィスの温度を適温に維持してくれるのです。また、観葉植物をおくことで、消臭効果も期待できるといわれています。

 

 オフィス内はさまざまなにおいがあるため、来客時など気になることもあるでしょう。例えば、消臭リーフと呼ばれるストレチアは、酸化力が高く細菌を分解して増殖の抑制効果も期待できます。

▶目の疲労効果を軽減する

 

 オフィスでは、パソコン作業を行うことが多いのですが、観葉植物をおくことによって目の疲労効果を軽減してくれると言われています。

 

 緑色は高いリラックス効果があると言われており、人間の目に優しく視覚的な負担を減らしてくれます。長時間パソコン作業を行うデスクワークにとっても、緑を見ることによって、目の疲れを和らげ視覚的にもリフレッシュ効果を高めることができるのです。

 

 特に、パソコン作業をメインにしているような部署にこそ、観葉植物をデスクの近くにおき、目の負担を減らせるようにしておきましょう。目の疲れが気になっている人にもおすすめです。

▶仕事中のひらめきや問題解決力を高める

 観葉植物は、仕事中の集中力を高めひらめきや問題解決力を高める効果が期待できます。実際に研究結果からも、オフィスに10%程度の緑を取り入れることによって、仕事のパフォーマンスを高めてくれることでも知られています。

 

 オフィス内で仕事中の集中力を高められるような対策をしたいと考えている人にとっても、観葉植物の効果が役に立ちます。

 

 また、思うようにアイディアが浮かばないときも、観葉植物の緑をみてリフレッシュすることによって、新しいアイディアが浮かぶこともあります。

▶企業のイメージを向上できる

 

 オフィスに観葉植物を置くことで、おしゃれで社内の雰囲気作りにも力を入れている企業であるとアピールできるようになります。

 

 オフィス内は無機質な空間になってしまいがちです。観葉植物を置くだけで、社内の雰囲気も明るくなります。また、来客があったときにも、オフィスのイメージ向上にも繋がりやすくなります。

 

 観葉植物にはヒーリング効果も期待できます。緊張を和らげてくれたり、オフィスの空気を明るく整えてくれるのも特徴です。

▶パーテーション代わりとして利用できる

 

 観葉植物をパーテーション代わりに使うケースも少なくありません。空間を仕切るのはもちろんのこと、視線を和らげる効果も期待できます。

 

 また、観葉植物をパーテーションとして使うことによって、おしゃれな雰囲気を作ることにも繋がります。観葉植物は心地の良い空間を作ってくれます。

 

 インテリアとしての機能はもちろん、機能性も期待できるため、デザインの両方で満足して使えます。来客時の打ち合わせで使えるパーテーションを探しているものの、柔らかい印象にしたいと考えているのであれば、観葉植物もおすすめです。

 

 置き方一つでも印象が変わるため工夫しておきましょう。

オフィスに観葉植物を飾るときのポイント

 

 オフィスに観葉植物を飾るときに、ただ置けばいいわけではありません。飾り方一つで、同じ観葉植物でも印象が変わってしまったり、枯れてしまう場合も考えられます。観葉植物を飾るときに覚えておきたいポイントをまとめて紹介します。

▶人工樹と本物の観葉植物のどちらがいいのか見極める

 

 人工樹(フェイクグリーン)の質も高まっているからこそ、本物と見分けがつかないほどリアルなものもたくさんあります。

 

 本物の観葉植物は、自然ならではの美しさもあり、本物ならではの育てる楽しみや企業としての印象を高めてくれます。とはいえ、水やりや剪定、落ち葉の片付けなどの手間もかかります。

 

 人工樹は、こうしたメンテナンスも必要ありません。その分、やや種類が限定されてしまったり、本物のような楽しみが少なくなってしまうデメリットも出てきます。

 

 オフィスの環境に合わせて、人工樹と本物の観葉植物のどちらがいいのかを見極める必要があります。

▶あらかじめ設置場所を決めてからサイズを選ぶ

 

 観葉植物を選ぶ時に、どこに設置するのかを事前に決めておかなくてはなりません。

 

 例えば、オフィスのエントランスなど広々とした空間に設置するのであれば、大きめの観葉植物でも問題ないでしょう。

 

 ただ、デスク横など狭い場所に観葉植物をおく場合は、小さめの観葉植物にしないと場所をとってしまい、使いにくさを感じることもあります。

 

 あらかじめ、設置場所をどこにするのか決めた上で、観葉植物のサイズを選ぶことが大切です。

 

 また、観葉植物を窓際に設置する場合、外からの外気や日が当たるため、気温の変化に強いものを選ぶ必要があります。

▶乾燥に強いオフィス向きの観葉植物を選ぶ

 

 オフィスは冷房やエアコンによって、通年通して乾燥しやすい環境です。乾燥に強い観葉植物を選ぶと、気候の変化にも強く育てやすいので、メンテナンスの手間を削減することに繋がります。

 

 オフィスによっては長期休暇の際に水やりの心配も出てきます。特に夏場は、日当たりも含めた場所を選びます。枯れた葉を片付ける手間も考えると、やや負担に感じることもあります。

 

 観葉植物によっては、多少の乾燥で枯れてしまう心配のない種類もあります。例えば、パキラやサンスベリア、ガジュマル、カポックなどが乾燥に強いと言われる観葉植物です。

観葉植物をオフィスに飾る際に押さえるべき注意点

 

 観葉植物をオフィスに飾る際に、いくつか押さえるべき注意点があります。日当たりはもちろん、水をやり過ぎてしまうと根腐れしてしまい、観葉植物が枯れてしまうことも考えられます。具体的にどのような注意点があるのか、詳しく見ていきましょう。

▶オフィスの日当たり環境を確認する

 

 観葉植物にとって、日光は成長に不可欠です。光合成によって栄養を作り出しますし、日光が不足すると成長が遅くなります。

 

 ただし、強すぎる日光は観葉植物が枯れる原因になります。少なくとも週に1.2回は日当たりのいい場所で日光浴をするのをおすすめします。

 

 移動が難しい場合は、植物育成ライトを使う方法もおすすめです。オフィスの真ん中に設置している観葉植物であっても、窓際に移動する機会を作ることも必要です。

 

 観葉植物は日光だけでなく風通しも必要です。

▶水を与えすぎないように管理する

 

 観葉植物にとって、水を与えすぎると枯れる原因となります。そのままにしていると、根腐れを起こしてしまいますので、過剰にあげてしまったときは捨てるようにしてください。

 

 水やりは、季節や種類、土の状態に合わせて選ぶことをおすすめします。具体的な目安としては、春や秋は土の表面が乾いたら乾燥した状態が続かないようにするために、3日を目安に水を与えるようにします。

 

 夏は活発に成長するため、水やりの頻度を増やさないと枯れてしまう場合もあります。冬は水の頻度を減らして様子を見るようにします。水不足の植物のサインを見逃すことのないように気をつけましょう。

▶屋内でも枯れない観葉植物を選ぶ

 

 観葉植物の管理が難しい人は、屋内でも枯れない観葉植物を選ぶのをおすすめします。枯れにくい観葉植物とは、主に水やりの頻度が少なく日陰でもよく育つ植物です。

 

 寒さにも強いので温度変化によって枯れてしまう心配もなくなります。特に観葉植物にとって一番のストレスになるのは冬の寒さだといわれています。温暖な地域に生息している観葉植物にとって、日本の冬は辛く感じますし育てられないものもあります。

 

 枯れにくくおすすめの観葉植物は、モンステラやガジュマル、サンスベリア、パキラなどの種類です。日陰の状態が続いても枯れてしまう心配もなく、置く場所を選びません。

オフィスで観葉植物をおしゃれに飾るときのポイント

 

 オフィスに観葉植物をおしゃれに飾るポイントは以下の通りです。

 

・限られたスペースには天井からつるすタイプのプランターで効果的に設置する

・植物にライトを当てるような工夫をすると、葉の質感や色合いを際立たせる

・エントランスなど来客の多いところは大きな観葉植物を置き洗練された雰囲気

・デスク周辺にはミニ観葉植物など、スペースにあったものを選ぶ

 

 などのちょっとした工夫をしておくことでおしゃれな雰囲気を演出できます。

 

 他にも、その時々に合わせて季節感を取り入れた演出を行う方法もおすすめです。例えば、ハロウィンや、クリスマスなど社員にとってもモチベーションを高めるような工夫をしておくことで、新鮮な気持ちで仕事に向き合えるようになります。

オフィス向けのおすすめ観葉植物5選

 

 オフィス向けにどの観葉植物にしたらいいのか、迷っている方もいるのではないでしょうか。観葉植物はさまざまな特徴をもっています。

 

 オフィス環境によっても合う観葉植物は変わってくるからこそ、適した観葉植物を選ぶことが大切です。

 おすすめの観葉植物を見ていきましょう。

▶高いインテリア性-フィカス・ベンガレンシス

日当たり明るい半日陰が理想。直射日光を避け、レース越しの光がベスト。
温度

15℃以上をキープ(寒さにやや弱い)

水やり

春〜夏:土の表面が乾いたらたっぷり。

秋〜冬:やや控えめにし、根腐れに注意。

湿度やや高湿度を好むため、霧吹きで葉水を与えると◎。

 

 フィカス・ベンガレンシスはゴムの木のなかでも育てやすく人気のある種類として知られています。大きな楕円形の葉には白い軸が入っており、おしゃれな雰囲気作りに繋がるインテリア性の高さでも評価されています。清潔感がありますし、ナチュラルな雰囲気なので場所を選びません。

 フィカス・ベンガレンシスはメンテナンスの負担も少ないものの、日当たりや風通しの良い場所に設置するのをおすすめします。カーテン越しに日差しが入るような場所でも育ちますが、寒さにはやや弱い種類になるため10℃以上をキープできるようにしてください。

▶育てやすい-フランスゴムの木

日当たり明るい場所を好むが、直射日光には注意。室内でも育てやすい。
温度

10℃以上を保つ。寒さにやや弱い。

水やり

土の表面が乾いたらしっかり与える。冬はやや控えめに。

湿度乾燥に比較的強いが、葉水を与えるとツヤが出る。

 

 育てやすい種類として知られるゴムの木のなかで、比較的最近生まれた品種です。深緑で落ち着いた印象になり、オフィスにも最適です。フランスゴムの花言葉は「永遠の幸せ」と言われるように、風水的に見ても嬉しい観葉植物としても知られています。

 下の葉は自然に落ちていくため、葉がわさわさしてしまうこともなくすっきりとした印象に仕上がります。日光のある場所が好きですが、影にも耐久性があるため、室内でも十分に育てられます。

 ただし、風通しが悪いと土が湿ったままになり根腐れしてしまうため、サーキュレーターなどを使って、部屋のなかの空気を循環させることをおすすめします。

▶初心者でも失敗しにくい-パキラ

日当たり明るい半日陰でOK。耐陰性が高く、室内でも育ちやすい。
温度

15℃以上が理想。冬は10℃を下回らないように注意。

水やり

春〜夏は乾いたらたっぷり、秋〜冬は控えめに。

湿度普通〜やや高めを好む。エアコンの風が当たらない場所に。

 

 アオイ科・パキラ属の種類であるパキラは温暖で雨の少ない地域で育ち、暑さや乾燥に強いことでも知られています。害虫がつきにくく十分に存在感がある大きな葉が育ちます。そのため、初心者でも華やかな印象にしてくれるのがパキラの魅力と言えます。

 パキラは、耐陰性のある植物になるため日陰でも育てられますが、適度に光が入る場所をおすすめします。ただし直射日光に当たる環境になると葉焼けをおこしてしまうため注意しましょう。

 パキラを選ぶ時に、葉が生い茂っているものや、つややハリのあるものを選ぶのがおすすめです。

▶メンテナンスの頻度が少ない-サンスベリア・ゼラニカ

日当たり明るい場所を好むが、直射日光は避ける。耐陰性あり。
温度

10℃以上で管理。寒さにやや弱い。

水やり

乾燥に強いので、春〜夏でも土が完全に乾いてから。

冬はほぼ断水気味でOK。

湿度乾燥気味を好む。湿気が多いと根腐れの原因に。

 

 サンスベリア・ゼラニカは、濃い緑色の葉にゼブラのような柄が入ったおしゃれな印象の観葉植物です。育てやすく乾燥にも強い品種になり、初心者向きとしても知られています。

 空気の清浄効果もあり、室内の空気をキレイに整えてくれます。幅をとらず狭い場所でも管理ができるため、スペースが限られてしまっている人にもおすすめです。

 明るい日陰の環境を好みますので、直射日光のあたらない日陰において育てるのをおすすめします。寒さには弱い植物になるため、最低でも10℃以上をキープできるようにしてください。冬の窓際にはおかないように気を付けましょう。

▶優しい気持ちになれる-ペペロミア・サンデルシー

日当たり明るい半日陰が理想。直射日光を避ける。
温度

15℃以上で安定させる。寒さに弱い。

水やり

春〜秋は乾いたらたっぷり。冬は乾燥気味に管理。

湿度やや高湿を好むが、蒸れに注意。風通しをよく。

 

 ペペロミア・サンデルシーは、葉っぱの部分にスイカのような模様が入っているかわいらしい見た目の観葉植物です。別名「スイカペペ」とも呼ばれているのはこの見た目が影響しています。

 多肉的な葉で存在感があり、乾燥にも強く水やりの頻度も少ないため初心者でも育てやすい観葉植物です。コンパクトなサイズ感のものもあり、デスクにちょっと置いてみるなど、さまざまな場所に設置できる点も人気があります。

 直射日光が苦手なのもあり、レースカーテン越しの明るい場所に設置するのをおすすめします。葉が黄色っぽくなったときは、肥料を与えるようにしてください。

まとめ

 オフィスで観葉植物をおくときは、まずはどこに設置するのかを決め乾燥に強く育てやすいものを選ぶのをおすすめします。

 窓際におくのか、デスク周辺におくのかエントランスなのかによっても適切な観葉植物が変わってきます。本物の観葉植物は季節によって水やりや設置場所を変える手間もかかります。

 メンテナンスの頻度を減らしたいのであれば、フェイクグリーンも検討しつつオフィスに適した観葉植物を選ぶようにしましょう。 

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