さっぽろRオフィス

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2015/03/18

地下歩行空間の火災に学ぶ

2015-03-18

 札幌駅前通地下歩行空間で、平成27年2月、接続するビルで発生した火災の煙が流れ込んだ。
 気密性の高い地下空間では、煙や熱が充満しやすく、大惨事に繋がりやすい。
 管理する札幌市には多くの歩行者を守る責務がある。
 この火災では煙が視界を覆った。
 原因は火元ビルの防火システムのスイッチが切れ、防火扉が自動で閉まらない事であった。
 さらに、ビル側から歩行空間の防災センターに連絡がない。
 それによって、避難誘導が遅れた。
 
 地下歩行空間は、消防法や建築基準法でスプリンクラーなどの設置が義務付けられていない。
 しかし、両脇のスペースではイベントを開催し、平日の通行量は7万人に上り、歩行者の衣装や手荷物など可燃物も多い。
 ただし、大阪市の西梅田地下道など、独自にスプリンクラーや排煙設備を設置している地下道もある。
 
 また、札幌市の地下歩行空間は全国で3番目の規模となるが、この巨大な地下空間を一体に捉えた備えがない実態も明らかとなった。
 管理者の異なる地下空間を網羅する情報伝達体制や防災計画は必要です。
 ただし、大阪市ではJR大阪駅周辺の6地下空間が合同で避難訓練を行った事例もある。
 札幌市は、これまで地下での火災の危険性についてあまり意識していなかった。
 しかし、火災に限らず、大地震や局所的に降るゲリラ豪雨など地下空間を襲う危険は数知れない。
 
 そして、平成27年3月16日、札幌市は札幌駅前通地下歩行空間で自衛消防訓練を行いました。
 市の呼びかけにより接続ビル10棟の防火管理者ら16人も参加した。
 市は「来年以降は接続ビルでの火災発生を想定した訓練も実施し、連携をより強めたい」としている。
 
 私たちビル管理者も安全を日々考えたいものです。
 
以上
 

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