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2016/02/23

福島第一原発の今

2016-02-23

廃炉作業の完了まで40年とも言われる福島第一原発。
この先の一番の課題は、原子炉格納容器の底などに溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」をどう取り出すかということ。
しかし、2011年3月に炉心溶融事故を起こした1~3号機は今も放射線量が高いことから、中枢部に作業員が近づくことさえできない。
これまでも内視鏡を格納容器に入れ、燃料デブリの実体を捉えようと試みたが、高い放射線量やがれきに阻まれ、うまくいかなかった。
燃料デブリはどのくらいの量があり、どのような状態で溶け落ちて固まっているのか。
何も分かっていない。
今年まず行われることは、2号機の格納容器の中に新たに開発された無人の遠隔カメラを入れ、燃料デブリがどのような状態になっているかを調査すること。
廃炉を進める上で大きなカギとなるデブリの姿をやっと確認できるところまできた。
これが2016年2月時点の福島第一原発の現状。
しかし、カメラで見ただけではデブリの性質や重さ、放射線量など実体を把握することは困難だ。
そして、燃料デブリを取り出す技術もまだ開発中。
東京電力の計画では、取り出しの目標は2021年。
取り出した燃料デブリを、どこに保管するのかも未定。
2016年2月15日に公表された最新の福島県民調査報告書によると、
福島県の小児甲状腺がん及び疑いの子供達は、2か月半で12人増えて、151人から163人になりました。
このうちの114人に対して診断した結果、がんが113人(乳頭癌110人+低分化癌3人)、良性結節は1人です。
国立がん研究センターがん対策情報センターによると、小児甲状腺がんの推定罹患数は、1年間に100万人に0~3人です。
“未知なる戦い”は始まったばかり。
東京電力と政府が描く廃炉への道筋は、まだ見通せていない。
以上
 

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