さっぽろRオフィス

スタッフブログ

2017/07/12

中国で現金はいらない

2017-07-12


北京市東部の幹線道路・三環沿いの地下鉄「国貿駅」のそばに、通称CBDと呼ばれるエリアに多くのグローバル企業がオフィスを構える。
高級マンションやブランドショップが立ち並ぶ国際商業地区。
昼食時に利用する老舗北京料理店へ行く。
北京料理「ジャン爆鶏丁(角切り鶏肉ときゅうりの味噌炒め)」を注文し、食後はテーブルに座ったまま決済するのが北京スタイル。
「カード? ウィーチャット?」と、店員の問いかけに「現金」はない。
同僚が代表してウィーチャットで支払う。
テーブルの端に置いてあるPOPに印刷されているQRコードをスマートフォンでスキャン。
我々が食べた料理の名前と値段がズラリと画面に表示された。
料理や品数を確認すると、ウィーチャット上の支払いボタンをタップし、指紋認証で完了となる。
支払いにかかった時間は、わずか数秒。
店員は、一切関与しない。
代金は約80元で、私が40元をウィーチャットで送金して割り勘の支払いを終えた。
アカウントの中に残金がなかったため、あらかじめ紐付けておいた招商銀行の口座から直接支払ったが、送金手数料はかからなかった。
朝、通勤時に街角の屋台で油条(揚げパン)と豆乳を買うときも、仕事帰りに市場で野菜を買うときも、支払いはウィーチャット。
深夜のタクシーでは、釣り銭で偽札をつかまされるリスクがあるため、必ずウィーチャットを使う。
月ごとに出入金が項目表示されるため、家計簿をつける必要もなくなった。
レストラン、食堂、コンビニにとどまらない。
道ばたで雑貨や青果などを売っている露天商から買うときもウィーチャット。
公共料金や宗教施設でのお布施の支払い、また、紅包と呼ばれる祝儀やお年玉を個人間でやり取りする場合もウィーチャットを使う。
朝から夜まで、年間を通して、スマホさえあれば、財布なしで北京の都市生活は完結する。
この「微信支付(ウィーチャットペイ)」サービスが始まったのはわずか3年前の2014年。
たった3年で、北京市民が現金を触る頻度は激減した。
以上
 
 

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